ダメ男らの話の次は愛猫でお口直し



東京に住んでて、スコのメスを2匹、飼っていた

ペット禁止の下宿でこの誇り高き血統は、スクスク育った



1匹は画像のメイフォン、

2引目はテンメイと名付けた



色はシルバータビー、両方である



メイフォンは六本木のペットショップで、一番可愛いのを子猫群から選んだ

テンメイは新宿で一目惚れ、と言うわけ



メイフォンは、ムキャーみたいな鳴き声、

テンメイはミーと、可愛く鳴いていた



名前の由来は中国名、

当時流行った映画でメイフォンって中国人女性が出ててその響きだけで命名、

美華、と漢字では綴る



テンメイは、メイフォンの小さいときより更に小さく、

本当に愛らしかったので発音はあやしいが、天梅、と綴った



程無く高円寺北から、ペットの飼える南に越した



当時はテンメイだけ飼っていた

メイフォンまでこの間取りでは狭かった



朝、テンキチ、といつしか呼ぶようになっていたが、

ワンパクだった

おはようの挨拶代わりに鼻をわたしの鼻に擦り付けてくる

今でもあの愛らしさを思い起こすと、悲しい

去年の今頃、持病から衰弱死した



犬によく見られる症状で真っ直ぐ歩けなくなる病気で

やっぱり最後は箪笥に首突っ込んで死に顔を見せようとはしなかった



テンキチが死んだ時、母はおいおい泣いた

本当にタレントに養成出来るのではなかろうかと疑うほど

テンキチは愛らしかった

人見知りでなければの、話ではあったが



で、老猫メイフォンは、今も我が家を独断場で闊歩する



この時期は両親が田んぼに出ててその、淋しいわけで

ミャーミャー鳴く

これも魅力だ



もう、ジャンプ力は無いが、

闊歩するその様も愛らしい



家の重鎮だ(笑)



長生きしてくれ、テンキチの分まで