以前少し触れたかな



もう、ヨルシカ中毒



画像のCD、最新アルバム、エルマ



9曲目、心に穴が空いた

真ん中辺りのメロディーにのせたその歌詞、



君の書いた詩のせいだ、の次、

全部音楽のせいだ、って叫んじゃってる



かつて、これほどに却って音楽に固執した歌詞、表現を

わたしは知らない



産みの苦しみを知っている者にしか

この表現は刺さらない



そして、

表現者全てへのカタルシス、ともなるか?



面白いのは本人達、

音楽のせいだ!なんて否定的に考えながら

完璧にスゴいモノを構築してたら、と思うと

こっちは冷や汗モノ(笑)



まあ、

たまあに、音楽があるからいけない

そう思ったり、



わたしの先輩なんかは

こんなコスパ悪いことしてるのは、世界が少しでも変わる

自分が音楽していることによって、世界を変えれる

そう思えるから、とか、Twitterで呟いてた



それは同感で

一方で



松田優作さんなんかも晩年、

役者なんかどうでも良い、みたいなことをトークショーで話してた



極限まで突き詰めた者がこの歌詞を放つと

実に説得力がある



しかし、

大抵みんな売れずに終わってく、盛者必衰?

確率的にみても、

売れてなくて悶々としてる数多のミュージシャンに



水ぶっかけたような歌詞で



わたしは好きです

実際、この歌詞がメロディーにのったのを聴いた時、

雷にでも打たれたような、涙も止まる感動を得た



次の瞬間は笑えたけど



YouTubeで、心に穴が空いた、

試聴できます



かつて坂本教授が、ここ来て音楽は出尽くした、

そう、言っておられましたが



そんなことはない、と

ヨルシカ聴いてると思う



まだまだ、先に我々がやるべきことはある

前途は宇宙で大海、

だから、迷って、



全部音楽のせいだ、って

たまには言ってみても

良いじゃないか?



本当にヨルシカはロック界の、貴重な存在だと思う

あれ以上のことをやらないと、

わたしは音楽的に死んで、

中途半端なまんま、

全部音楽のせいだ、って宣うことになる



それは嫌なのです



だから、

中途半端にはやれません



そこまで、どっぷり、音楽にまだ、

浸かってない



生ぬるい自分を、見透かされたようで



却って、絶望してみても良いかも(笑)