30代になってすぐ、思い立って京都を巡った



何枚も携帯カメラで画像も残したが、生憎その携帯は故障して画像の保存も全て、おじゃん



画像が無いことをお詫びして、お話だけにお付き合い頂くことを心苦しくは思うが

延暦寺東塔には3回行って、1度目は雪でタクシーが叡山入口で通行止に遭い、

ケーブルカー乗り口まで費用はかさんだが行ってもらった



鞍馬も貴船も過ぎて眼下に琵琶湖を拝しながら、東塔の横口の降り場に

根本中堂の朱印は今だから勿論判るが、半紙では授けていない

入口で朱印書く坊さんに説教食らう(笑)

ご朱印と言うものは、ご朱印帳買って、初めて始められるものなんですよ



わかってら、

と、大悲殿で帳面買って(笑)

また仏頂面で根本中堂行くと、笑顔でお、1枚目だ、

なんて呟きながらサラサラ書き始めた



ただ、

その達筆さは筆舌しがたい

国宝のお堂の朱印だが500円は取らず、

実に帳面買ってからは良き思い出



初めての根本中堂は前述の通り、雪上がりで、

サンダルが寒かったが、中に入る

朝イチで薄暗く、読経と、線香の香りだけがする



心から、と、抹香を本尊脇の伝教大師像に捧げる僧



実に荘厳な景観



雨はまだ降っていて、傘を差しながら、文殊楼への長い階段を歩く

中年ながら顔つきが凛とした僧に出会い、挨拶すると、

若さみなぎる声で、

おはようございます!



まず延暦寺で記憶に残ったのは、この、挨拶の良さだった



文殊楼の内部は無論、文殊菩薩が木像で祀られている

趣深い



1回目は黒檀虎目の数珠と、黒檀腕輪、根本中堂の内部で身代り御守を授かった



他に寄ったのは講堂、

戒壇院

寂光殿

東塔のシンボルである、納経堂

うち、戒壇院は倉庫に近い役割であるのでそこ以外では朱印を授かった



2度目は根本中堂の内部で厄除御守も

3度目は講堂で緑鳳数珠と腕輪



絵葉書も買って、それを撮って、この記事に載せようとしたが、選択できず



天候の悪さが却ってお堂の荘厳さを強調したように思う、最初の来訪が特に思い出深い



まあ、でも、

これ読む方々は延暦寺くらい、行ったことあるだろうから、

画像はすいません



行ったこと無い人は生涯1度は行ってください



根本中堂のでかさ、荘厳さは本当にスゴいですよ

あの周辺の建造物全て、貴重ですね



講堂で、親鸞像なんか見てると、ああ、地元の高田山専修寺に至るまでにここで修業したんだなあと

感慨深くもなりました



4回目は行けたら、黒檀茶水晶の数珠も授かりたいな



ってわけで、延暦寺東塔紀行はこの辺りで!