母はずっと私を見ていたな


母には私がすべてなのがよくわかるんだ


私の父も亡くなり、私の兄もほとんど交流もなく

母の方の親戚も疎遠で、友達もいない


本当に私だけだった


だから、母が寂しくないように、できるだけ母と一緒に過ごしていたんだ


旅行も外食もたくさんしたな

母の気に入りそうなところ、

高齢の母でも安心して楽しめる場所を調べて行ったな


母の嬉しそうな顔が私の安心だった


でも、私が家を出る数か月前から

「わたし」を大切にするって決めてから


母も何かを察知したのか


もう死にたい

生きていても仕方ない

って言い始めたの






それでもね、

私は母をひとり置いて家をでたんだ


決して母を捨てるわけじゃないんだよ


「わたし」を幸せにしてあげたいんだ


いろんなことを母の許可を得ずに、自分で決めてみたい


自分で決めて母に報告するの

「私はこう決めたから」って



昔ね、私に結婚話がでたことがあったの(だめになったけどね^^;)

その時にね、母に絶縁するって言われたんだ


高齢になってからそんな仕打ちをするのかって


そのときの私は母に許可を求めてたんだな~って今ならわかる


今度ね、結婚したい♡って私が心から思ったら

そのときは、「私はそう決めたから」って母に報告するの


「わたし」を幸せにすることは母を捨てることにはならないよね





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