「私が母を守らなくては」って、ずっと思っていたな


私が子どものころからずっと母は、

自分の結婚生活がどんなに大変か、話していたな


お姑さんにきつくあたられ、夫は頼りにならないって

子どもがいるから離婚したいけど離婚はできないって

どんなにしんどくても毎日パートにでかけてたって


ずっとずっとそんなことを聞いていたな


いつからか、私が母を守らなくては


私が母を幸せにしなくてはって思うようになっていたな


私がずっと母のそばにいてあげなきゃって


学校が終わるとまっすぐ母のいる家に帰った

休日もできるだけ母と過ごすようにしてた

友達と一緒にいても、早く帰らなきゃって思いがいつもあったな


大人になって、父が亡くなって、母と二人暮らしになったとき


「私の人生で、今が一番幸せだ」って母が私に言ったの


娘と二人で買い物にでかけたり、近くの温泉に行ったり、

そんな今の生活が幸せだって言われたとき、


このままずっとこの生活を維持して、

たまに旅行に連れていったりして、もっと母を喜ばせなきゃって思った




                   (沖縄の海だよ♪)


母が喜ぶ顔を見るのが本当に嬉しかったんだ~


でも、母は一言も、「一生自分のそばにいろ」なんて言ったわけじゃないんだよね


私が「自分が母を守らなきゃ」って勝手に思って

長い間、ほんとに長い間、それに縛られていたんだよね。


しっかり大人になって鎖は外れているはずなのにね


大人になって、鎖が外れていること、

ほんとは知ってたんだ~


でも、いまさらそんなこと知ってもって

すごく怖かった


「私なんか」が今さら何もできないって。

「私なんか」が今さらどうすることもできないって。

だから、叩かれても罵倒されても、ここにいるって。




                      (沖縄の万座毛だよ♪象さんみたい^^)



今はね、

「私なんか」を「わ・た・し♡」にするべく日々を過ごしています♪

(←なんかちょっと違うかな~^^;)


今まで母にしてあげてきたこと、

母に費やした時間をこれからは「わたし」にたっぷりたっぷり注ぐんだ~♡


母が喜ぶと思って買って言った花を、「わたし」のために買って帰る♪


母の喜ぶ顔が見たくてかけていた優しい言葉を、「わたし」にかけてみる♪


母の健康をいろいろ考えてきたこと、「わたし」の体をいたわり、愛してみる♪


少しづつ、少しづつね♪



お読みくださってありがとうございますニコニコ