こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

リサイクル着物を買うようになると、シミがついているのもありますよね。勿論手持ちの良い着物にもシミをつけてしまうことも。ウン万円払った着物は、プロに出して下さい。軽いシミ、新しいシミは、アラ😍と思うくらいリーズナブルなこともあります。私の振袖は7回(私が5回、妹が2回)着ましたが、大きな食べこぼし等なく、小さな水シミが何箇所かで7000円くらいでした(12年位前です)。汗や、色を抜いて補正するのは高くなりますね。

今日はもっとお安い着物のシミ抜きです。柔らかもので手荒に扱えないものは、下にタオルを当ててワイドハイターを綿棒に付けて辛抱よくシミをトントンと、タオルに移します。後でワイドハイターを抜くために水でトントンしておきます。お召や縮緬は縮むのでやめたほうがいいです。

紬は部分的に水を使えますので、もう一段過激なシミ抜きします。

重曹とワイドハイターを1:1くらいで合わせたペーストをシミに塗って、やかんの蒸気に当てます。重曹がシュワシュワと反応してシミが凄く取れます。でも沢山塗りすぎると色がぬける事もあるので、べったり乗せないように!下前の襟先などで試してみてからがいいですね。化繊の着物でしたら、この後ネットに入れて洗濯を。紬でしたら洗剤を抜くためにその部分を水で洗います。袷なら表地だけ浮かせてね。胴裏は水でシミになりやすいので。

2000~3000円以下、何なら1500円以下のせんびる価格、骨董市価格の着物で勉強代と思って試してみて下さい。すみませんが、自己責任で(笑)

一度、ワイドハイターEXを使ったらまんまるく白く色が抜けてしまいました。染料との相性かもしれないですが、それ以来緑のEXは避けてます。失敗しました。お安いと割り切れるでしょう?安くても思い入れがあるのも、はじめは避けて下さい。

昨年の夏に撮った記録写真です。多分生紬の付下げです。珍しく和風の柄です。

元の状態です。上前と左のかけ襟。

襟先で色が落ちないか実験

大丈夫そうなのでシミに塗ります。

出来上がり。上前はほぼオッケー👌襟は色が抜けすぎましたね(これは今日撮った写真)。反省です。

この手法は、あー少し抜けすぎたと思っても、しばらくすると少しだけ落ち着くようです。くれぐれも少しずつtryしてくださいね。いきなり着物に試さず、ワイシャツの襟汚れや、捨ててもいい洋服で試してからでもいいですね。皆さんの幸運と習熟を祈ります。

では、また。お読みいただきありがとうございました。

 

 

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