事故死でした。
突然のお別れ。
 
オカメインコの長男 2021.5.23没 7歳
 
亡くなった翌日に動物霊園でお葬式と個別火葬。
共同墓地へ埋葬をしてお別れしてきました。
 
 
そして今日は、初七日忌。
数えでは明日が初七日だけど、関西のお逮夜という習わしに基づいて数えると、今日が初七日忌になるんだそうです。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もともと飛ぶのも着地も上手な子じゃなかった。
だからいつもワタシにべったりで離れなかった。
 
なのに、
なんで離れたかな。。。
なんで飛んだかな。。。
 
 
 
 
(長文です。ペットの死について振り返ります。辛い方はお戻りください。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつもの日曜日、放鳥タイム。
次男が飛び立った音に驚いて
長男も飛び立ちました。
 
 
広めのリビングをもの凄いスピードで器用に飛び回る次男と比べて長男は.....
 
 
.....何故か勢いよく
冷蔵庫へ突っ込み激突。
 
一瞬の出来事。。。。。
 
(オカメインコは中型の鳥なので体重もそこそこあり、激突時の衝撃は大きい。また明るい窓に向かって飛び立つ習性があるので、窓ガラスとの衝突を避けるため放鳥時はカーテンをひくのが飼い主の義務ですが.....)
 
 
衝突したのは冷蔵庫。
 
なんで冷蔵庫なん?!
我が家の冷蔵庫はブラウンカラー。
窓と間違える?ってアリ!?!?
 
 
 
激突→床に落ちてから数秒フリーズ。
 
.....すると、
あまり聞かない甲高い声で鳴き始める長男。
 
 
キュイッ! キュイッ! キュイッ!
 
 
異変を感じたので長男を拾い上げ
ワタシの顔の高さで長男を観察すると
唾液を飛ばしながら必死に鳴く。
 
 
 
様子を見るためゲージに戻すと
明らかにおかしい。
いつもの様子と違う。
 
肩で息をしているような?
小刻みに震えながら息をしているような?
 
 
 
しばらく様子を見ていても変わらない。
 
それどころか全く鳴かなくなった。
 
ゲージから出してワタシの両手で抱いてみた。
 
すると「苦しいねん!」と言わんばかりに首を左右に振り嘔吐した。
 
 
 
嘔吐なんて初めて。
 
もう、絶対におかしい!
 
 
 
近所に小動物も診てくれる動物病院があるので電話をして症状を話すと.....
 
「あぁ........鳥は判らないコトが多いですからね。鳥を診てくれるとこ紹介しますので.....◎▽◇◎▽◇」
 
そう言って別の動物病院を教えてくれた。
けど、日曜日で休診。
留守電の声が夜間救急病院を教えてくれた。
 
 
 
 
調べたら21時からの予約制でした。
 
そのとき17時.....
長い長い4時間の始まりでした。
 
いや既に衝突からは1時間ほど経過してたから、長男にとっては苦しくて長い5時間やったんやろな。
 
 
 
今から思うに近所の病院は、長男の様子を伝えた時点でもう助からないと察してたんだろうな。
だから診てくれなかったんだ。
そんな気がしてなりません........
 
 
 
 
 
そこから長い4時間をゲージのなかで過ごす長男。
 
相変わらず息は荒い。
 
気のせいか?ゲージのなかでも明かりが当たらない暗い場所へ移動してジッと動かない、鳴かない。
 
もう、やっぱりおかしい。
 
コレ小動物の最期の習性やん?!
 
 
 
胸騒ぎが止まない。
早く21時になれ!!!
 
 
 
 
時間の経過とともに動きが鈍くなる長男。
無理に長男を動かすのが怖くて、ゲージの外から声を掛けてやるコトしかできない時間。
 
このトキまだ長男が死ぬなんて思ってなかった。
 
お医者さまに診せれば.....って思ってた。
 
 
 
 
21時が近づいてきた!!!
お医者さまに連れて行く準備をするためにゲージから少し離れた。
 
 
気になるのでゲージに戻ったら、長男はゲージの出入口にいた。
 
 
でも、よく見るともう立てないのか、お尻が床についてた。
 
 
 
 
焦るワタシ
早くお医者さまを!!!
 
 
 
 
もう自力で座るコトも出来ないようで、ゲージにもたれかかり苦しそうにワタシを見る長男。
 
 
アカンわ
もう無理
ゴメン
 
荒い息でそう言ってるような顔してる。
 
この顔が焼き付いて今も離れない。。。
 
 
 
 
 
自分を責めて後悔してる。
 
どうせ逝くなら、何故このときにワタシの手のなかで逝かせてやらなかったのか.....
 
 
 
 
ワタシはとにかくお医者さまに!と思っていたので、急がなきゃ!と準備のためゲージに背を向けた瞬間.....
 
 
 
 
 
 
 
 
ピギャー
という苦しい鳴き声が。
 
ゲージを見ると羽と眼を大きく開いている長男。
 
慌てて両手に乗せましたが
もう息をしていませんでした。。。
 
 
 
 
 
 
苦しかったね。。。。
 
 
 
 
 
 
最後にゲージの出入口へ来たのは、
ゲージから出して欲しかったんだ。
 
もう無理やと思ったから
ワタシの側に居たかったんやん。
 
ワタシなんで気付いてやれなかったんだろう.....
なんでワタシの手のなかで
逝かせてやらなかったんだろう.....
 
もう悲しみと後悔しかなくて。
 
長男を両手に抱えて泣き続けた。
 
 
 
 
 
放鳥を次男と別々にしていれば?事故は起こらなかった?
 
冷蔵庫にクッション材を貼り付けていれば?事故は起こらなかった?
 
冷蔵庫がブラウンでなければ?事故は起こらなかった?
 
可哀想だけど羽切りして飛べないようにしていれば?事故は起こらなかった?
 
もう放鳥しなければ.....
 
飼い主としての自責
タラればで後悔しかない。。。。
 
 
 
鳥の習性からしても長男が何故?ブラウンカラーの冷蔵庫に突っ込んだのか全く判らない。。。
 
納得できないけど
長男が息をしてないのは現実でした。
 
 
 
 
 
 
二階建てのオカメハウスで
一階の住人次男が、ずっとオロオロしてました.....
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
翌日、実家のワンコが眠る動物霊園へ連れて行きました。
 
長男が大好きな木製の棺をチョイス。
 
寂しくないようワタシたちの写真を棺に入れたり、飼い主の香り付けカードを入れたり、おやつやオモチャやお花.....と色々とお気遣いいただきました。
 
お経をあげていただき葬儀を済ませたら、本当にお別れで個別火葬。小さな身体だから待ち時間30分ほど。
 
お骨をどうするか?迷いました。
 
全て共同墓地に埋葬するか?
分骨して一部をカプセルに入れ連れ帰るか?
 
ワタシのことが大好きだった長男。
最後の瞬間ワタシのところへ来たかった。
 
分骨してワタシの側へ置いておくか...............
 
凄く迷ったけど、分骨して身体がバラバラのままやったら、また天国で上手く飛べないかも知れん。
抜けた羽はたくさん手元にあるし.....
 
分骨は止めよう。
 
決心しました。
 
 
 
 
お骨の拾い上げを済ませました。
骨になったらホントに小さいの。
 
 
 
そして共同墓地へ埋葬。
 
「最後に頭のお骨をお母さんの手で埋葬してあげてください」と言われ、小さな頭を指で摘んで埋葬しました。。。バイバイ。
 
小さな位牌になって帰ってきました。
 
 
 
 
後からお骨を全て連れて帰られるコトを知りました。
動揺してたから判らなかった。。。
少し後悔しています。
 
 
 
 
 
雛のトキに我が家へ来たから、
他の動物を知らない長男。
 
ある日、突然やってきた次男に
慣れるのもストレスだったろうに。
 
天国でたくさんのお友達と仲良くできるかな?
 
 

 

 天国では上手に飛べますように。
 
 
 
 
 
 
もう毎日悲しくて悲しくて。
ココロの準備なき突然のお別れだったから尚更。
 
非情にも日常はやってくるから
涙をこらえるのに必死の毎日です。
 
ちょっと気を抜いたら仕事中や通勤中でも涙が止まらなくて。在宅勤務の日なんか一日中泣いてる。
 
もともと次男はあまり喋らないし歌わない。
もう「おはよう」「行ってきまーす」「ただいま」「おやすみ」の掛け声に返してくれる声はない.....
 
 
 
 
 
 
初七日忌は、現世への未練を残さず旅立てるように、不動明王さまが導いてくださる日なんだそうです。
 
ワタシがずっと泣いてたら長男は心配して旅立てないよね。でも悲しい。
 
 
 
★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★
 
読んでくださってありがとうございました。
 
 
 
 
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