なにがあっても
絶対に
離さないで
守りぬく
この
ちいさな手・・
今日の一冊
なぜ自分はこんな性格なのか
(著:根本 橘夫 )
心理学者の著者が
「どうして自分がこの性格になったのか」
「どうして相手はあのような性格になったのか」
という必然性を明らかにし
その性格のルーツを知るための性格分析研究の本。
この性格のルーツを知ることによって、
複雑で傷つきやすい
「自分」の心の整理ができ
新しい「自分」を生きる指針と勇気が与えられる。
また、愛する人や周囲の人が
どうしてそのような性格になったのかを
理解することでいっそう深い心の結び合いへと導かれる
ことにもなると、著者は言っています。
しかしながら、例えば、性格を変えたいと思っても、
「心理特性や性格特性を変えることは
自分の体の1部を作り変えることでもある。
また、性格とは養育過程で快や
安全・自己価値感をえるために
作り上げられたものであるから
心理特性や性格特性を変えることは
安住の地を捨てることでもある。
このために、変わることを無意識のうちに恐れ
安住を守ろうとする心理が働く」
ということで、性格を変えることが容易ではないと言っています。
(本文より)
○親は成熟した人格ではない。
幼い子どもにとって、親は完璧な存在である。
子どもは親を理想化し、神聖化するからである。
しかし、親とは、実際には多くの未熟さを持った存在である。
子どもと同じように、劣等感で悩まされたり、
嫉妬したり、利己的誘惑に負けたり、
欺瞞的な行動をとったりする。
時には満たされぬ性欲に悩まされる。
子どもは自分に向けられる親の愛や
親同士の愛情関係を無条件に信じている。
しかし、親同士は実際には危うい愛情関係の中で、
生活していることが少なくない。
こうした親の未熟さに起因する出来事が、家庭にさまざまな
葛藤をもたらし、子どもの性格形成に作用する。(略)
親は完成した人格の持ち主ではないので、
こころの基礎を作る親子関係は、
純粋で温かいものばかりではない。
○フランスの優れた心理学者であるワロンが
「幼児は直接法でなく、願望法で思考する」
と述べているように、幼児は事実そのものではなく、
願望で外界を解釈する。
したがって、願望が満たされないと、
「自分は愛されていない」
「嫌われている」と感じてしまい
それに応じた自分を作り上げていく。
親子カウンセリングをしてみると、
一つの事実についての親とその子のとらえ方が全く
異なることがある。
たとえば、ある女の子は
家族が川の字になって寝ていた幼い頃
父親に甘えたくて父親の方を向くと
いつでも父親は背を向けて寝ている。
それは父親は自分を嫌っているからだと思って、
いつも悲しくなったと言う。
ところが、父親にとってはそちらを向いて寝るのは、
単なる癖にしか過ぎなかった、と言うのである。
今日の言葉
「 知らない人を笑顔にして
自分に笑顔を取り戻すんだ 」
(千原 浩史)
今日の心理学
~眉間にシワを寄せる人の心理~
眉間にシワを寄せる人は 常に物事を悪い方に考えがちで 自分だけがいつも大変な目に遭っているという気持ちがあります
常に不満を抱えているため 周囲の人間も近寄りがたく 物事を悪く考えるという悪循環に…
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今日の雑学
女性は最高で何人の子供を産めるの?
ギネスブックによると、ロシアの農民の
妻が69人の子供を産んだという記録が残っています。
69人子供を産みましたが69回の出産をしたわけではありません。
双子を16組(32人)
三つ子を7組(21人)
四つ子を4組(16人)
合計27回の出産をしました。
彼女は69人目の子供を出産後まもなく
亡くなってしまったのですが・・
ワシリエフさんはすぐに再婚をし、
新しい奥さんに18人の子供を産ませたそうです。
日本では第11代将軍徳川家斉が
55人と多かったようですが
大奥擁していた江戸時代ですから
一人の女性ではなく、21人の側室に産ませたのだそうです。
今日の日記
「 変化する時代 」
選挙に行ってきました。
ガラガラの小さな小学校で
小さな一票を入れてきました
これで世の中変わるの?
なんて・・
ずっと疎遠だった選挙ですが
やはり政治の力で
成り立つ生活もあると
感じる今日この頃なので
小さな一票に大きな顔して帰り
帰宅すると
衝撃ニュースが携帯に残っていました・・
前職でお世話になった理事長が
今朝、亡くなったそうです・・
「ワンマン」の言葉のように
大きな力に
たくさんの人脈・・
結果、敵もたくさんいたとは
思うのですが
私は大好きでした・・
面接で
「君は子どもはすきか?」の質問に
「はい」の答えで
「じゃ、いつから仕事に来れる」
の返答
一人の人生をこんな簡単に
「これでいいのぉ~~?」と
自分の人生を変えてくれた人が・・
(やっぱり、淋しいです・・)
日本も法人も
時代の変化の時ですね
「 なんだねそのエプロンは~?」
と、よく言われたのが懐かしいです
(理事長、選んでいただき
ありがとうございました
やすらかに・・)