自分を信じる
生き方を
「 選びたい 」
今日の一冊
著:川北 義則
出版プロデューサー、生活経済評論家の著者が、人生は好調と不調の循環だから、辛いと考えるのではなく“だから面白い”と考え、大人の人生を愉しもう、そして魅力ある大人になろうと、そのヒン
トを100教えてくれる本。
著者は、こんなふうに言っています。
大人になるのは大変なのである。さらにまた、遊び1つとっても
大人には大人の遊び方がある。
それはせんじつめれば自己責任で
遊びなさいということもある。
自分で遊び、自分で始末すると
いう自立性、いい意味での個人主義が遊びにも必要だ。
人から言われてやる遊びは本当の大人の遊びではない。
分別を心得ているようでいて、遊び心もある…それが魅力ある
大人でもある。」
「大人になればなったで、気苦労も多くなるが、それなりの愉しみ
もある。その愉しみを本当にエンジョイするためには、魅力ある
大人にならなければならない。」
例えば、こんなことが書かれています。
○どこかで開き直ったほうが結果はいい
○落ち込んだら、何か1ついいことをしろ
○下心のあるつき合いはするな
○物事を大げさにいう人間を信用するな
○男の深みは7つの顔の使い分けから
○アダルト・チルドレンが社会を子供化する
○「やさしさ」を勘違いしていないか
○「親」の役目、「親」の生き方
○幼児化した大人が教育を誤らせている
○人生「これから10年」で考えればいい
○慣れると自分の臭気に気がつかない
○競争はやめて共生でいこう
(本文より)
○日本は「先憂後楽」という言葉がある。
先のことを考えて「今は我慢する」ということがあってもいい。
だが、それが行き過ぎると、
いったい何のための人生かわからなくなる。
人生、そのときどきのプロセスを愉しむ姿勢は
最低限持つべきだろう。
人生のプロセスとなると、どれも些細なことばかりである。
「お昼、何を食べる?」「今日は何を着ていこうか」
人生のプロセスとはこういうことの積み重ねである。
だが、それが大切なのだ。
大望を抱き目的に邁進するのも結構だが、
些細な事柄で愉しめる体質を作っていかないと、
1つもリラックスできないまま人生の幕が
下りてしまうかもしれない。
○2倍、3倍の努力では結果は知れている。
だが、ケタの違う努力をすれば、才能のあるなしなんかに
関係なく、何かが確実に得られるというのだ。(略)
私たちは何かを始めようとしても、すぐに
「もう遅い」とか「才能がない」といった言い方をする。
実際、やってみてもなかなか進歩しない。
それであきらめてしまうことが多いわけだが、ここに1つ、
「ケタ違いの努力」という妙法があったのだ。
この方法のポイントは「何も考えない」ことにある。
「できるか?」といった疑問を一切さしはさまない。
ひたすら最低、人の10倍の努力をするのだ。
なまじ先の見通しを持つと、疑念や雑念、無力感、怠け心が、
生まれてきて、やる気がうせる。
この落とし穴に落ちていることが多いのではないか。(略)
何かでプロの域に達した人間は、
人の10倍くらいの努力は朝飯前にしているものなのだ。
あなたは「これだけは人の10倍は間違いなくやった」
といえるものがどれだけあるだろうか。
そういえるものは、きっと
「モノになっている」はずである。
今日の言葉
「人間の価値って個性でしょ。」
個性を裏打ちするものは感性、すなわち情念。情念までコントロール して、情報に埋没してるのが現代。やっぱり、感性を持たない人間は面白くないよね。
( 石原 慎太郎 )
今日の心理学
~間をあけて伝える~
何かを伝えたい時、沈黙が何より効果があったりします。 付き合い出しても全然好きって言ってくれない相手に不満を持ったりする時もあります。 でも人って矛盾してて大事な話を聞く時、ストレートに言われるよりなかなか言わない方が信用する可能性が高い。 好きだって何度言っても信じてもらえなかったり、「何を企んでるんだ?」なんて不信がられる事だってあります。 でも恥ずかしそうにモジモジと好きだって言われれば信じちゃうでしょ? 浮気の追及だってそう。見つけてすぐストレートに浮気を責めたって相手は「バレちゃった、ヤバいなぁ」位にしか思いません。 実は…って感じで間を置いて落ち着いて話す方が反省してくれるもの。 告白するにしても同じ。即、好きだって言うより少し間を置いて好きだって伝えた方が真実味があります。 「間」が大切。だからってあまりにも勿体つけると逃げられちゃいますので注意☆ |