夏至の星夜



藍色の磨りガラスの夕空
時間のスピード緩めつつ
青さ深めて群青に染まる

時を刻む砂粒の如き星々
足元護り照らす光の粒子

群青の空の瞬き追いかけ
進路を南へ歩みを続ける

幾許か浴びせられた羨望
振り払い歩みを進め行く

光通らせる群青色の星夜

この珠玉の星夜を指針に
天王山へと向かい進もう
しなやかに着々と歩もう