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「老いる」ということは「引き算」。

 

できていたことを失うことはこわいけど…

 

内で抱えきれないもんを潔く手放して、

外へ頼ることを受け入れることかもしれない。

 

 

 

わたしは最近、

覚えたくないもんは覚えていられない。

 

仕事上、覚えなきゃいけないことも

人生上、覚える必要ないんじゃない

というもんは潜在意識が嫌がること多し。

 

いや、これが

老いのはじまりなのかもしれない。



あはは。

 

そんなこといちいち考えなくても

何も知らないまっさらだった頃の脳は

スーッとスポンジのように

どんなことでも入れ食いだった。

 

 

 

大学を卒業したばかりの人と

お仕事をしているんだけど

本当に、そうなんだよね。

 

本人も、

「まだ、脳が赤ちゃんですから…

 どんどん、入ってくるんです」と

メモをとらないくても平気なの。

 

興味ないことは、文脈も考えず、

段取りをメモしていた、

わたしだったんですが…

 

彼はちゃんと文脈ごと、

赤ちゃん脳で理解しているから

もう、やることに答えがあり、

ゴールまでの物語があり

いちいち、段取りとして

覚えなくていいんですよね。

 

おお〜、そう捉えれば、覚えられるじゃん。と

彼と一緒にいることで、

自分の脳もやわらかくなった。

 

さらに、もう、その脳の老いを認め…(笑)

「ねえ、忘れたら、君に聞いていい…

 入れ食いの脳を『若字引き』として

使わせておくれ』

 

とお願いしちゃった(笑)。

 

「なんですか? 若字引きって!」

と言われたんで

 

「生き字引きが長年の経験をもった

知識人としたら、新しい脳で

どんどん覚えられる君は若字引きだよ!

 今、つくった言葉なんだけどね」

 

と言ったら、彼は笑ってました。

 

ああ…これで安心。

 

なくなったら借りて補おう。

決して、自分を卑下する必要はない。

 

「ある」部分で、十分、魅力的なんですから。

 

 

でもね、新しい脳に教わることを

恥ずかしがらなければ…


新しい脳たちの仕組みを

冷静に観察できるんだよね。

 

そしたら、

脳は現実の幻想の区別がつかないから

今までの旧仕組みが、

ねんどのようにやわらかくなり

そうやって覚えればいいんか…と

使い方が変わってくるんですよね。 

 

それは、「おお〜」と腑に落ちた瞬間から

ふわ〜と脳とか細胞とかが動き出すんですわ。

 

シュワーと炭酸とかでる感覚で。

 

脳年齢は変えられますからね♡