山元加津子 講演会にて司会をしました。 | 旧・悠以オフィシャルブログ

山元加津子 講演会にて司会をしました。

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講演会の司会をしてまいりました。

左から、ダイエット中の人、山元加津子さん、さあなさん。

親しみを込めて、
かっこちゃん
と皆様と同じよう呼ばせてもらっています。

ちょうど1年前にもお会いしてるので、心の準備はしてきたのですが、泣いてしまいました…!私滅多に泣かないんですよ。

親に対してこみ上げる時と、大好きな人に迷惑かけすぎた時と、ライブのときまれに…数えるほどです。(感情は動くんですが、涙が少ないのかな)

感動したのは、
手に重い障害があり、それ故に、母親から姉の結婚式に出ないでほしいと言われた人のお話し。

母親は良い人なので、恐らく来場した人からのヒソヒソにきっと耐えられないから来ないで。と言われたようです。

かっこちゃんの提案で、その子は着物を縫い始めます。
障害のせいで針がなんども手に刺さる。

結婚式10日前に完成し、姉から絶対結婚式に来てほしい。と。母親も、姉が言うなら…と。かっこちゃんにも是非…と。

結婚式当日、車椅子で来たその子に来場者は
「こんなお祝いの席に、どうして連れてきたんだろう」
「障害のある家系なのかしら」
「障害の子どもが生まれたら…」
とやはりヒソヒソ。本人にも聞こえ、ショックを受けます。

だけど、姉は式中に縫ってくれた着物を着て
「これは自慢の妹が作ってくれた着物です。」
と…

それ以降来場者はその子の席に集まり、
「すごいね、今度私の着物も作って」
「頑張ったね。」

と。

それ以降、もう何年も今に至るまで着物を作る仕事をされているそうです。



私が感動したのは、
本人が頑張って、自分の人生を切り拓いた事。

恐縮だけど、共感したんです。


私の場合、家の中で
「どうせ誰も認めてくれない!」
と、ずっと閉じこもる事もできます。

だけど、小学校の頃褒められた作曲を武器にひたすら前へ前へ進んできました。

気持ち悪い、おかまを武器にして恥ずかしくないの?

とか言われた事もあります。自分の体を呪った事もなんどもあります。人に対して怒りがこみ上げた事も。

だけど、人前に出ました。勇気を出して路上ライブもしました。

人それぞれ事情はあっても、基本的に本人が前に出ないと始まらない事も多い。

この話を聞いて、わたしはこれからも音楽を続けていく勇気をもらえました。





かなり乱雑にまとめましたが、かっこちゃんの90分の講演は中身の詰まった素敵なものでした。

ぜひ機会が合えば 山元加津子さんの講演などにお越しください。
人生が間違いなく豊かになります❤︎