小さいとき、父と姉が転寝している私の横で話していた。
すごく小さいとき、
でも今でも鮮明に残っている。
父が『お姉ちゃんは運動が上手だね』って褒めた。
(姉は運動も勉強も素晴らしく人望も厚い。ある意味完ぺきに見える。本人はそう思っていないようだが)
そしたら姉はもっと褒めてほしくてなのか寝てる私(実際は起きたが目は瞑ていた)は、どうなのか父に聞いていた。
運動神経が良い悪いの話である。
その時『○○(私)は運動神経悪いな~』って父が言った。小さいからわからないと思ったのだろう。
子どもながらに運動神経の意味がよくわからなかったが、スポーツがあまり得意でない、へたくそだと言いたいのだろうと言う事はわかった。
そこから”自分は運動が苦手なんだ、そうだそうに決まっている!”って思いこむようになっていった。
だから全力でスポーツをしようと思えなかった。なんか怖い。そんな風に感じていたので、スポーツはまるでできない子になっていった。
今思えば、ほんの少しの勇気で何でもできたはず、それが出せなかった。自分でストップをかけていたような感覚だった。
そしてスポーツできる友達を普通に尊敬した。
私は田舎で育っている、
田舎の小学校なので子供の数も少ないので町の陸上競技会などでほかの学校との試合の時は全員が駆り出された。
大きな学校だったら、その試合に出る前に選抜された子供だけが出ればいいのだが、うちの学校は人数が少ないので全員で
当たらないと人数が埋まらない。そんな状況なので運動できない私はますます自分に劣等感を持って行った。
自分より年の下の子が、自分より足が速いと言う事もざらにあり、それも自尊心をどんどん傷つけていった。
父はとてもいい人でした。
私の気持ちに寄り添い、理想の父親でした。
きっと父はこのことをおそらく忘れていると思いますし、何気なく言った言葉だったと思います。
ただ幼い私にとっては強烈に刺さる言葉でした。
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