昨年の末まで勤めていた、病院の看護師さんからLINEが来ました。



あぁ、気持ちがいっぱいになってきたんだな、と思って、私の気持ちも沈んだ矢先、電話が掛かってきました。



「あのよう、看護師の○○さん。いくら先生と仲良しか知らんけど!私が夜勤明けで申し送りしゆうのに、先生が来たら、二人でスマホを見出した!ありえんろう!」


「患者さんのこと、何号室のばあちゃん?ありえんろう!」



私が声を挟む隙間もない位に「ありえんろう!」の嵐が吹き荒れてました(-.-)



私が、「師長さんは?何も言わんの?」



「どう、思うちゅうか分からんけんど!忙しゅうて、それどころやないんと違う!」





「うーん(..)」




病院での患者様の呼び方。

「様呼称」か「さん呼称」か、と検討することはありました。

外来では、「様呼称」が多いのではないでしょうか?
病棟も「様呼称」になってきてますが、長期入院や私のいた緩和ケア病棟では、親しみやすい「さん呼称」が使われてました。


それが、「ばあちゃん?」




病棟の文化は、誰が作るのだろう?
師長?スタッフ?




私がその病院に入った時、看護師も医者と、あだ名で呼びあっているのには、たまげました🎵


医者を「ちーもり」と呼んでる。呼ばれている医者も、まんざらでない表情。


師長や主任、上席スタッフは、下のスタッフを呼び捨て。



そんな、なあなあが大嫌い!な私。


その都度、
「ちーもり?誰ですか?」
「○○さん!」と呼び捨てを言い直す。
「まあ、ここの師長は、スタッフを呼び捨てするんやねえ!」と軽く振ってみる。



集団、群れが苦手なので、嫌われても意外と平気でして(^^)v



でも、なあなあの文化に嫌気がさしていたスタッフも必ず!います。



まず、私が所属していた緩和ケア病棟の、言葉遣いを含める接遇は格段に変化・改善しました。


ああ、やっぱり人は良い組織文化を好むものなんだなあ。
人は変われる!を信じて、組織文化は作っていけるんだなあ。




で、あのスタッフからの悲鳴のような電話(-.-)(-.-)(-.-)



せっかく作り上げた病棟文化。
作り上げたと私が、思い込んでたのかな⁉
習慣化って、難しいのかな⁉



言葉遣いが乱れてくると、看護も乱れてきます。



辞めた病院のことだから、と思うけど、何かまだ、心がざらざら、してます。