の続きなのですが。

 

次女が最近学校に行きたくないとよく口にします。

「お母ちゃんと一緒がいいのぉぉ」攻撃です。

 

私は正直自分に火の粉が降りかからなければ、

我が子のこととはいえどうでもいいので、

正直「学校なんて休めばいい」と思っています。

 

それは私の成育歴が関係してきます。

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幼少期から母親はヒステリックで、

学歴主義、ご近所への体裁重視な人でした。

 

勉強しなければならない

恥ずかしいことをしてはならない

人前で立派にしなければならない

 

そんなことを押し付けられましたが、

私は今でいう完全なるHSCであり、

そんなの出来っこなかったんです。

 

姉は、後に、

国立有名高校、国立有名大学、そして、超有名教育関係企業の本社勤務というように、

姉はエリート街道まっしぐらの道を進むのですが、

 

その妹である私は真反対の学力だったため、

母も堪忍ならなかったと思います。

 

姉と同じように育てても思うように行かない私。

習い事の練習もしない私。

そんな私に水をぶっかけ、包丁を突き付ける。

叩かれるのも普通で、

私も最後には「痛くないから叩けばいいじゃん!」って、

本当は痛くて辛くて悲しいのを隠して強がる日々。

 

幼少期から気が休まることはなかった。

家でイラストを描くことも禁止、見つかったら叩かれる。

友達の家に行くのも禁止。

 

なんでも否定される。

理不尽。

 

だから、自分の子供には家は完全にリラックス出来る場所であってほしい。

家は逃げ場所で、

親に本音を気軽に言える場所であってほしい。

素で居てほしい。

 

どんなだらしない格好で、

食っちゃねしてても、

 

親の前で本来の姿を見せられる関係を築きたい。

 

その一心で、

むしろそれしか考えずに育てていました。

 

ストレスで子供たちに当たることは日常茶飯事なのですが、

でも根本は絶対的にこれです。

 

私を絶対的に味方と思ってもらうこと。

 

私みたいに、

自分が本心からやりたいことは、親の目を盗んで忍んでやる…

なんてことにならないように、

 

生理が来ても言えないような親にならないように。

 

かわいい下着をつけたら、「アバズレ」「メギツネ」なんて言うような親にならないように。

 

とにかく、お母さんに何でも言える関係がいい。

 

だから、勉強も学校も二の次。

 

「心を裸に出来る場所が家であってほしい」

 

こういう思いで育ててるけど、やっぱり不安にはなります…。

 

ってスタッフさんにお話ししました。

 

すると…。

 

めちゃめちゃ素晴らしいと褒めてくださいました。

そのスタッフさんは、長年不登校専門の教育機関で働いていたそうで、

それこそ親とのカウンセリングを多数多くしてきたそうです。

 

その中でも、ダメになる子供というのは、

「逃げ場所がない子供」だそうです。

 

だから、私が今とにかく「家がとにかく安心できるところにする」という、

教育方針はとっても素晴らしいと言ってくださいました。

 

そして、後日私との話をスタッフ間でシェアしたところ、

拍手喝采でしたよ!と言ってくださり、

 

かなり肩の荷が下りた感覚がありました。

 

いろんな考えがあって、

みんな親は子供に幸せになって欲しいし、

間違った道に進んでほしくないと思う。

 

私はあまり頭が良くなくて、

先の見通しを立てるのが苦手です。

複数の子育て目標を立てて進むことは難しい。

 

でも、今出来ること。

「家をくつろげる空間にすること」は簡単に出来る。

 

子供の声を聴いて、

聞けることは聞いてあげる。

 

その中で子供たちが自分を調整することを学んでほしいし、

それこそ自分の機嫌の取り方を一つでも多くつかんでほしい。

 

HAPPYちゃんが好きな私は、

やっぱりほっとする、安心、リラックス・・・という言葉を大切にしたいと思います。

 

そして、我が子を見ていると、

まぁ、家では目も当てられない状況ですが、

猫ちゃんが腹を出して無防備な姿をさらせるほど、

我が家は居心地がいいを体現していると思い、

 

喜ばしいことだとも思います。