出産時のさい帯血を公的バンクに寄付するのか、民間バンクに預けるのか答えが出ていません
考えをまとめるために、ここに書き散らかして見ようと思います。
私のかかっていた産婦人科、及び転院先の産婦人科では、出産時のさい帯血を赤十字のさい帯血バンクへの寄付を求められます。
※強制ではなく、お願いベース。嫌な場合は、破棄してと言えますよ!
対象は、両親の親世代までに深刻な病気、特に癌に罹患した者がいない赤ちゃんのさい帯血のみのようです。
赤十字のさい帯血バンク
幸い?うちの中の人は対象だったので、お声かけいただきました。その時に、一般的な情報として民間のさい帯血バンクについても教えてもらいました。
ステムセル研究所(分娩予定の産婦人科で利用できる民間のさい帯血バンク)
何のためにさい帯血を保存するのか
公的バンク(赤十字の方)によると、
『白血病や再生不良性貧血など重い血液の病気の治療に用いられています。』
とのこと。
民間バンク(ステムセル研究所)によると、
白血病などの治療に加えて脳性麻痺や自閉症、小児難聴の治療に関する臨床研究も進められている
とのこと。
誰が使用する想定なのか
公的バンク(赤十字の方)の方は、
- 原則第三者向け。(献血と同じ)
- 提供したからといって優先的に使用できるわけではない。
- 10年経過すると自動的に処分される。
民間バンク(ステムセル研究所)では、
- 赤ちゃん本、及び家族向け。
- 保管期間を1年、10年、20年から選べる。かつ継続更新も可能。
保管コスト
公的バンク(赤十字の方)の方は、
無料だが、本人用には保管できない。
民間バンク(ステムセル研究所)では、
¥225,000 ~ ¥550,000
プランによるので詳細は
保管期間を20年と考えると¥550,000は高くはないように思います。
悩んでいるポイント
①公的バンクで十分?
白血病の治療方法としては、すでに確立している感じなので優先的に使えるのはいいな、と思う一方で、つまり、公的バンクで十分なのか ... ?
②臨床研究段階の治療を本当に受けられるのか?
自閉症や脳性麻痺の治療については、日本では今のところ臨床研究段階。すなわち、医者の判断に治療できるかどうか委ねられるのでは ... ?かつ、モノはあっても治療自体が保険適用じゃないのでしょう。
③保険適用外の治療を継続できる経済力があるのか?
私に保険適用外の最先端医療を継続して受けさせてあげられる経済力があるのでしょうか ... ?
④現金の方が用途を制限しないのでは?
¥550,000を20年間運用したらまぁまぁの金額になるので、保管する = 用途を固定するよりも現金を増やしておいた方がカバーできる範囲が広いのでは ... ?
⑤未来にかけてみる?
一方で10年、20年後の未来には白血病の治療方法のように一般的なものになっているのかもしれない ...?
もし、同じ様に悩んだ方がおられたらどのような結論を出されたのか聞いてみたいです!!!!