本当は会いたかった母に会えなくなり月日が経った。

 

教えてもらっていた携帯電話の番号にもこっちから電話はしなかった。

 

相変わらず続く祖母からの嫌味の数々。

 

ワタシはスルースキルが極めて低くいつも苦しんだ。

 

イライラもした。

 

言い返すこともあった。

 

けどそんなこと何も祖母には響かなかった。

 

祖母の口癖は「私は不幸。」

 

その不幸の理由が母だったりワタシだ。

 

不幸話を聞かせてどうしたいんだろう。

 

ワタシに何をしてほしいんだろう。

 

あなたたちのせいで私は不幸だよって不幸自慢してどうしたいの?

 

今も続いてる。

 

ワタシを責めたいの?消えてってこと?

 

誰か分かる人いたら教えて…もう限界なの…

 

 

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決して祖母の向けてくれるものが憎悪だけだったかというとそうじゃない。

 

普通に優しい時だってある。

 

乱気流みたいな感じ。

 

さっきまで穏やかだったのに急に荒れ始める。

 

ヒステリーかな。

 

 

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そういえばこんなことがあった。

 

小学生の時にあった宿泊学習

 

ワタシは中々眠れず、同じように眠れなかった友達と

 

みんなが起きないように小声で話したりしていた。

 

知らぬ間に眠って翌朝、その友達に言われた。

 

「寝言言ってたよ。おばあちゃん信じてって。何の夢見てたの?」

 

これはワタシの心の悲鳴をワタシが初めて聞いた時だった。

 

今もその呪いを解く方法を探し中…