皆様、正崇です!
今回は…予告しておりました『蕾』が瀬戸際迄頑張ったものの、
間に合わず…十二月に延期という、残念な事に為って終いました…
大変、申し訳御座いません!!


「入るよ、正崇?…!?」「キュ―ンキューン」「ハチ、正崇は!?」


「確かに居たはず…正崇!?」

「大好物のコロッケも食べていないなんて…まさか…!」


楽しみにして居て下さった方に、申し訳ない!!


「これは、矢張り、僕が責任を取ってこの池に飛び込もう!!」


「蒼磨様、後は宜しくお願い致します…!」


「待て待て!!正崇、待ちたまえ!!」


「蒼磨様!と、止めないで下さい!」
「落ち着きなさい!君が、飛び込んで如何するんだ」


「でも、でも…」
「第一」


「その両手のマラカスは何なのだ」


「あ。動揺のあまり、無意識に手に掴んで来て終いました」
「動揺しすぎだろう。しゃかしゃか鳴って居たので直ぐ発見出来たが」
「だって!蒼磨様だって、そんなお召し物を用意して、
十二日に備えて居られるでは有りませんか!!
其れなのに、新しい本が出ないなんて!」


「…いや、此れは、礼儀というか…ともかく!」


「『蕾』は延期に為って終い、大変残念だが、
代わりに違う新しい本が出ることに成ったよ」

「エッ!?」
「僕たちの思い出の一つが、漫画になったんだ」

「ほ、本当で御座いますか。お出での皆様には…」
「大丈夫。僕もお迎えして、十分礼は尽くさせて頂こうと思う。
だから、飛び込むのは止めなさい。
冬には誠心誠意、皆様に喜んで頂こうじゃないか」


「うう…蒼磨様…
「よしよし、帰ろう」



「丁度、読者の方から二人分の食事を差しいれて頂いたのだ。
此れを頂いて、皆様の為にも元気に為りなさい」


「ハチも心配掛けたね」


そうだ、本当に良い本を皆様にお届け出来るように
もっと頑張らなくては…

皆様、今回は本当に申し訳ありませんでした。
でも、僕も負けないで完成目指します!
何卒、お待ち頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します!