今回は、前日から頑張りました!
既存の見よう見まねではありますが、僕が心を込めて作った『主従ちょこれいとけーき』です!
今日はちょうど夜会と仰っていたので、蒼磨様は遅くなるご様子でしたが、
僕は完成したものを持ってお部屋へ伺いました。
「な、なんじゃこりゃー!」
なんだか、期待で一杯な感じです!
(どうしよう、お口に合わなかったら…)
「やあ、正崇。来てくれたのか」
お帰り遊ばされた蒼磨様の手には、矢張り沢山のちょこれいと…
僕は内心どきどきです。
「こ、これを…」
「…有り難う!!」
どきどき…もじもじ…
「美味しかった!」
「よ。良かったです!!!」
「僕も用意したんだよ。食べて行きなさい」
因みにドアのあれは、使用人の皆が今日を「心臓(はーと)を丈夫にする祝いの日」と思って用意したようです。
成る程!そういう意味もあるのですか!海外の行事は僕たちはどうもぴんと来ません。
「正崇。さっきのは嬉しかったけれど、僕は矢張り」
ごそごそ…
!!!!
まだ持ってらしたんですか~~~~!!!!
「本が命。好い言葉だよね」