前回紹介した「高砂温泉」からさほど離れていない
日帰り入浴できる「扇松園(おうしょうえん)」。
高砂台の奥にあり、
「雪の美術館」も近くにあります。
正面から見るとこんな感じです。
正面、左手には「庭園ギャラリー」もあります。
1938年創業というのだから、
もう80年以上にもなる老舗です。
風情ある自然石を使った大浴場には
こじんまりとしたサウナと露天風呂もあります。
当初、街の中心部にあったという「扇屋(おうぎや)」が
ここに移転してきたのは、昭和41(1966)年のこと。
多くの著名人も訪れているとのこと。
壁には羽生善治の姿が……。
2016年8月9、10日、第57期王位戦第3局は
この「扇松園」で行われたようです。
「封じ手」は初めて見ました。
その日はギャラリースペースで旭川在住の
元映画看板絵師「藤林利朗」さんの
作品が展示されていました。
実は「扇松園」はここに移転してきた時、
前の建物が蕎麦屋だったことから、
その「かえし」を使って蕎麦を作ってきたと言います。
1Fには「蕎麦扇(そばせん)」という店が今もあります。
入浴券と蕎麦扇のセット券を購入すると、
そばを食べる時、割安になります。
もりそばの大を頼みました。
サウナの中でラグビーのワールドカップの試合が
流れており、なかなか目を離すことができず、大変でした。
では、また。