サタデーナイト!皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日も我々はツアーに向けてリハーサルでした。
ベーシストのex.SPANK PAGEの大成 泰 通称”ナリくん”が一言。
「この間の横浜でのシークレットライブが終わったその夜、テンション上がっちゃってさ、SISTER JET用にまたベースを一本オークションでポチっとやっちゃたよ。。」
普段からスネアどころかタムの革さえ張り替えたところを、おれは見たことがない。
そして、ギターを貸せば何故か配線系統を絶対にダメにする自称”シンガーソングライター KENSUKE.A”氏の一言。
「ふーん」
やっぱりバンドって楽しいね!
高校生の頃からギターやエフェクター、アンプを買っては売りを繰り返し、自分なりに”良い音”を追求してきたと思っている自称”ギター(テレキャスターに限る)関連機材オタク”のWATARU.S。
そこで今夜は”ロックバンドギターリストと機材愛について”と題してシリーズに分けて独断と偏見でもってお届けしたいと思います。
ギターリストは必見!でもその他の人はここから先、読んでもきっと面白くないぜ!
記念すべき第一回(これで終わるかもだが)のテーマは
”高級電源ケーブル”
オーディオの世界、のみならず音楽の世界では電源というのはとっても大事で重要な事とされていますね。
詳しくは書かないけどそういうことらしい。まあ確かにオーディオではそうかも。
ただしもしあなたがロックンロールバンドのギターリストで自分のギターアンプの電源ケーブル関係の話をG◯o質問とかで見て「あっ、あたし(オラ)も変えてみようかな、変えなきゃヤバいな」とか思っていたらちょっと待った!
ワタクシが長らく愛用しています英国VOX社製のAC-30というギターアンプにですね、それもYa◯oo質問だったか、隣のバンドマンだったか「とにかくホスピタルグレードの電源ケーブルを使用せよ!」っと啓示があったんですよ。と・に・か・く死んでもホスピタル!
「だって病院で使っている電源ケーブルよ、電源供給不安定だったら実際、おじいちゃんヤバいやん!」
みたいな感じで、なんかその「ホスピタルグレード」って言葉の破壊力と説得力もあったし
「確かに、安心の電源さんですわー」
なんて結構なお値段で買ってみたんです。
これが最悪だった。
何と言うか、出音がとにかく「ホスピタル!」
「キレイにハイとロー出しまっせっ」て感じで「栄養バランスとれて尚且つ、ローカロリーな病院食食ってる感じー」で何が面白いのかと。
頭の悪そうな安い付属の電源ケーブルの方がビシっとミッドに膨らんじゃった感じで、何と言うかそのアンプ特有の粘りがきちんとあった。
即ち、ドキドキする”悪そうな音”
それってとても重要な気がします。
こっちは高級なシステムでクラシックの名盤聴くんじゃねーんだぜと。
ただドキドキする音でかましたいです、って。
三日後に友達のバンドマンにそれ売りつけました。
「今どき、ホスピタルグレードじゃなきゃヤバいよ、オレはもう一本もってるから売ってやるよ!」
つづく
(悩めるギターリスト諸君、何か相談があればコメント欄まで。それによって二回目に続く??)