今日はあるお花の名前を探していて
とても楽しかったことを一つ
思い出しました


私がミラノで住んでいた
リパモンティ通り(Via Ripamonti)には
大きなハーブ屋さんがありました


ある日のどに軽い痛みがあり
こういう場合日本でも
ハーブのお茶などで対処していて
そのお店に立ち寄ってみました

そこでは白衣のおばさまがたが
相談に乗ってくれていて
基本のハーブ
カモミールの他に

私は粘膜を保護して痰を切る
「マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)」

そして咳止めの
「エルダーフラワー(西洋ニワトコ)」

をお願いしたところ



エルダーはすぐに
“Sambuco”とわかったのですが

一番重要だと思っていた
マーシュマロウはどうしても通じず
辞書や参考書をあれこれ示して
{A2CD8CA8-5BFC-4739-B3A7-BE55DEE3A0D4:01}
※当時愛用していたメディカル・ハーブの本より



結局

“Erisimo” ね!

と判断されて
そのハーブを
お茶で服用しました


二、三日でお蔭様で
体調はばっちり回復したので
早速御礼に行ったら
彼女たちは胸を張って

”Hai visto? Siamo Braveeeee!!”
(どう? 私達素晴らしいでしょ!)

と全員ガッツポーズ

イタリア人といった感じで
こちらまで嬉しくなりました♪



…しかし
今調べてみると

Erisimo というのは 
学名”Sisymbrium officinale”
和名
カキネガラシ 

というアブラナ科の植物で

効能としては茎と葉、種子を煎じると
肺炎に効くということなので
間違いはなかったのですが


やっぱりちょっと
違っていたようです…(^^;


何にせよ
懐かしくなる思い出のひとつ❤


それにしても
今はすぐ調べられて
本当に便利ですね!




ciz.