― 飽きるのは、脳があなたを守っているサイン ―

 

「最初は頑張れるけど、すぐ飽きてしまう」
「続けられない自分が嫌になる」

 

そんなふうに思っていませんか?

 

でも実は、「飽きる」という現象は怠けでも根性不足でもなく、
脳の自然な防御反応なんです。

 

飽きることを責めるより、
飽きと上手に付き合う方法を知るほうが、ずっと前に進めます。

🧠なぜ人は飽きるのか?

脳は「エネルギーを節約する臓器」です。
同じ刺激を受け続けると、「もう処理した」と判断して、
新しい刺激を求めるようにできています。

 

つまり、飽きる=注意を守るためのリセット機能

 

ずっと全力で集中するのは、脳にとって過負荷。


飽きるのは、あなたの中の「ブレーキ役」が
「少し休んで」と教えてくれているサインなんです。

 

💭続けられないときに試したい5つのコツ

①「続ける」より「戻れる」を意識する

どんな習慣も、途切れてOK。
大切なのは、やめないことではなく、また戻れる仕組みを持つこと。
→ 例:「3日できなかったら、4日目から軽く再開する」

② 小さな単位に分解する

「毎日30分運動」よりも、「1日1回ストレッチ」など、
脳が“できそう”と思える小ささにすることが鍵。
小さな成功体験が、続ける力を自然に育てます。

③ 「やらなきゃ」を「気持ちいいからやる」に変える

義務になると、脳は抵抗します。
「気持ちよさ」や「安心感」を動機に変えると、
自然と長く続くようになります。
→ 例:「ストレッチ=リラックス時間」「朝読書=自分との対話」

④ 飽きる前に、あえて休む

飽きは、疲労の前兆。
「もう少しやりたい」と思うタイミングでやめると、
脳が「またやりたい」を記憶し、継続のモチベが高まります。

⑤ 「やめる勇気」を肯定する

やめること=失敗ではありません。
やめた=更新したと捉えると、
新しい方向に進む余白が生まれます。

🌿スロー生産性とのつながり

前回紹介した「スロー生産性」とは、

“少なくして、深くする生き方”

この考え方を取り入れると、
焦らず、マイペースで続けられるようになります。

「続かない自分を責める」から、
「続けられない日も、必要な時間だった」と思えるようになる。
それが、本当の意味で“持続可能な成長”です。


💬まとめ

  • 飽きるのは、脳の自然なリセット機能

  • 続けるより、戻れる工夫が大切

  • 休む・やめる・ゆるめるも「継続の一部」

続かない日は、あなたのリズムを取り戻す日。
自分を責めず、少しずつ戻れば、それで十分です。


📘参考

『怠惰なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論』
デヴォン・プライス 著