皆さんこんばんは。

 

7月に入り、毎日蒸し暑い日々が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか。

 

では、今回は前回に引き続き仏足のご紹介をしたいと思います。

 

前回は面を立体的になるように削っていくところまでご紹介致しました。

 

面が立体的になったら、次に指を刻んでいきます。

最初に指の線を書いていきます。

 

こんな感じです。

 

次に書いた指の線の上を小刀で立て込みV字に刻んでいきます。

 

V字に刻んだら次に指の長さを削っていきます。
人差し指が一番長くなるようにします。

 

次に指の付け根にくぼみを作り指先の爪のあたりをしゃくっていき、指を丸めていきます。

 

 

だんだん足らしくなってきましたね。

 

次に仕上げに入ります。

仕上げになると、刃物をよく切れるように研ぎ直し、削り方も薄く削り鉋(かんな)をかけるような感じで削っていきます。

途中で光を当て削り残しがないか確認しながら削っていきます。

 

 

 

仏像の仕上げは紙ヤスリは一切使わずに彫刻刀で艶(つや)が出るまで削っていきますので、実際に先生方の仏像を見ていると、職人技て凄いなと思いました。

 

 

では、長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 

最近は熱中症が流行ってきていますので、こまめに水分をとるなどして体調管理にはお気を付け下さい。

 

本日はこのへんで失礼致します。