昨日は、昼に朗読劇を観に東京国際フォーラムにいきました。この時期の演劇公演はどんな感じで行われるかということも気になっていて、いざ観にいくとお客さん同士の距離、換気、誘導までも徹底されていて、その安心感というか今までにないゆったりとした気持ちでお芝居が観れてるということが非常によかったです。
朗読劇も舞台には役者が2人だけ、時間も1時間20分。このコロナがはじまる前の時は、演劇を観にいくと2時間両サイドにはキツキツにお客さんが座っていて、始まれば2時間身動きもとれない、ということも本当に感じていました。そうするとただ横の人が気になって、内容も入ってこないとか、そんな経験もありました。



もちろん興行としての演劇、舞台としての在り方もあるので、採算とるためにお客さんをいかに多くいれるかは、劇団によって違うとは思いますがやはり僕は昨日思ったのは、演劇はやはりちゃんと言葉が聞けて、しかも安心した状態で観るということが大前提なのではないか、という事を感じました。換気に関しても、このコロナ前だとあまり換気ということはしてなかったように感じます。地下の劇場であれば、特に換気は必ずした方がよくて、密閉された空間に2時間もいると空気が薄くなって苦しくなってしまうのは当たり前でせっかく楽しみにみにきたのに、苦しんで帰るのは違う気がします。

 
夜は東京芸術劇場にいきました。文化座公演『フライダディーフライ』という作品でした。この時期に勇気のでるお話しで、もちろんゆったりと観劇できて、なおかつ休憩時間もゆったりとしていてお客さんのことをちゃんと考えてくれていて大変満足しました。途中なんどかおじさんがバスをまっている場面があるんですが、このおじさんがバスを毎日同じメンバーで、本当は顔馴染みだから少しは話てもいいはずなのに、『会話をしないことがなんだか心地よい』というセリフがすごく印象的で、このおじさん演じる役者さんが、すごくよかったです。


早くまた、演劇に出たいし、オーディションにもいきたいという気持ちと今後舞台を制作するうえで、もし今の状況を踏まえて、第一にお客さんがいかに安心してかんげきできるかということをとにかく念頭においておくことが、本当に大事になってくるとおもいました。作品を考えるということは、客席も込みでなりたってくるのだと、本当に感じました。