日曜日の夜は師匠の九段昇段記念パーティー![]()
ファンの方がいっぱい集まってくださって、良かっです![]()
そして、月曜日はお通夜で宇都宮に行ってきた。
色々な思い出が頭の中を駆け巡り、寂しくなった![]()
小さいとき、おばあちゃんの家によく泊めてもらったこと、
近くの公園などで大はしゃぎして遊んだことなどが、すごい勢いで浮かんできた。
火曜日は、代数学の試験があったので、
告別式は欠席ということになってしまった。
試験を休まずに済んだのは良かったけど、火曜日は1日中ずっと
複雑な気持ちでいた。
本当にこれで良かったのかな・・・
って。
何をしていいかわからない気持ちというか、無力感というか、
途方に暮れた気持ちというか・・・
物心がついてから、親戚が亡くなるという経験が
まだ2回目だったせいかもしれない。
6年前、祖父の告別式も奨励会と重なって欠席だった。
当時3級だった俺は、その奨励会で3連勝して、2級昇級に結びつけた。
だから、2級昇級はおじいちゃんのお陰だと思っている。
あのとき、おばあちゃんには俺の四段昇段を見せてあげたいと思った。
でも、それも叶わなかった。
そして、今回もまた告別式の日に不都合が生じるとは・・・。
小さい頃からお世話になった祖父母に、恩返しどころか、
するべきことさえも出来ていないのではなかろうか・・・![]()
今年のお正月に会いに行ったとき、おばあちゃんは元気そうだった。
だから、それが最後になるなんて思いもしなかった。
両親の薦めで、俺は初めてお年玉を持っていくことにした。
もちろん、貰うのは毎年のことだったけれど、こちらからもお年玉を渡したのは
今年の正月が最初で最後だった。
話をした最後の方で言われた、
「人生で大切なことは、人に恨まれないことと、悔いを残さないようにすることだよ」
という教訓は、これからずっと忘れないだろう。