音声が聞き取り辛いので
こえを文章でもお届けします。
※読みやすくするために、会話内容を一部修正したり加筆したりしています。
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渡信 → わた
すえひろ → すえ
すえ「皆さんこんにちは! 先日渡が自動車回送の業務委託をもらいに面接に行ってきたらしいんだけど、その時のやり取りが雇用側にとってはすごく重要な意識だなと私は思ったんだよね。だからこれはシェアした方がいいと思って、こえのブログで残すことにしました。よろしくお願いします渡さん!」
わた「お願いします」
すえ「それで渡さん、どんな内容だったんです?」
わた「そうですね、まず場所は神奈川県で、(契約時間が)短時間、5時間の業務委託を時給1,100円で、交通費込みでという設定で面接が始まりました。」
追記*
この時、渡氏は言い忘れていましたが、時給1,100円の中には、交通費の他に税金も含まれていたそうです。
すえ「えぇ〜…💧 それってヤバくないです? 神奈川の最低賃金って確か、(一時間当たり)1,011円か1,012円だったような…」
わた「そうなんですよ。交通費がね、私、一日940円往復でかかるんですけど、これは5時間働くと、時給換算すると1時間当たり189円のコストがかかるんです。それを(時給1,100円から)さっ引くと、時給当たり911円になっちゃうんです。」
すえ「それに対してかなり強気に反発したみたいですね。」
わた「そうですね。こちらは大型免許(の資格)や労働力を提供しているのに、911円って賃金を業務委託で叶えようとしていたんですね相手は。だからそれは、バカにされちゃ困りますから。この911円対しては強く言及しました。それによって時給が200円上がり、1,300円にすることができました。この、200円上がった瞬間、相手は業務委託から雇用契約にしたいという要望を出してきましたけどね。」
すえ「(笑) さすがですね。でも普通の人って、時給1,100円で提示されていたら、気付かずOKしたり、気付いても何も言えなくてOKしたり、労働基準監督署のお世話になったりする人が多いと思うのですが。」
わた「現状はそうだと思います。ですが大事なのは労働基準法どうこうじゃなく、自分が提供できるものに徹しているものに対する対価をもらっているか? ではないでしょうか。労働基準法に抵触しているから賃金を上げろというのは、なかなか反応に躊躇いが生じると思うんです。でも(渡の場合、)『免許や労働力を提供しているのだから、対価として1,300円出して』と思えば、気を強く持って話し合いができると思うんです。それにより相手の気を感じて対応が変わってくるものだと、私は思いますよ。」
すえ「いかがでした? 渡さんは、雇用される側は立場が弱いと思っている多くの側の意識を、実際の行動をもって変えてくれたのではないかと思います。渡さんどうもありがとうございました!」