夜勤明け。

冬なら極寒、夏なら茹だるような気温の中を自転車で帰る。




眠らぬ街とはよく言ったものよ。

一日の利用者No.1に君臨し続ける新宿は、人もそれ以外のものも狂わせていく。



今夜(今朝?)も、様々な蝉達が狂ったように鳴いていた。


いや、「狂ったように」ではないね、「狂わされて」だね。





名古屋に住んでいた頃、24時を過ぎると殆どのテレビチャンネルは砂嵐か「ピー」が鳴っていた。
近所に出歩く人はなく、時折奇声をあげるのは渡り鳥くらいで、季節の虫たちが静かに鳴いていた。


親は早くに起き、子どもたちを叩き起こし、朝食と夕食は一緒にとり、なるべく早く床につく。


当たり前のように繰り返されてきた日本人の生活は、大都会や都市部では実現不可能な自体になりつつある。

悲しいかな、それが今の地球が向かっている方向なのかもしれない。


先日、なめかわさんのLIVEは、とっても素晴らしかった。

歌声やLIVEの内容も素晴らしかったが、何より素敵だったのは、彼女が創ろうとしている世界と、そこに集まる人々の、その温かく愛に溢れた気持ちが素晴らしかった。

人が生きていくうえで必要不可欠な他人との関わりと自然との関わり。


本来の人間らしい生活ができるように、いつかまともな生活ができるように、今日も狂気の中で生きていく。


狂わないように。

狂わされないように。






そうそう、先日、「清須会議」の完パケ頂きました。












いつ観れるかなぁ。