「ごめん、弱音ばっかだね」
と言われたとき
口をついて出た一言
自分の発したその言葉で
大学時代の一コマを思い出した
四年の秋、初戦に負けて次の練習後
片付けてをしていたらたまたま、最強にして最凶の主将と
倉庫裏で二人きりになった
(ブログ本人に見られても時効を主張しますw)
次戦の話で盛り上がっていたとき
ふと彼は黙り込んだ
しばらくの沈黙の後
「ほんとに勝てんのかよ」
目は涙ぐみ
声は震えていた
僕は何も言えなかった
どうやって帰ったかも覚えていない
普段暴君として振る舞っていた彼の
突然見せた弱さに
何もできなかった
彼は一人苦しんでいたんだろう
色々背負って
次の試合から
僕は変わった
彼の本気で勝ちたいという気持ちに
体を張って応えた
本気だからこそ出た涙に、弱さに
今でもたいがいよわっちい自分だけど
その時から
ちょっと強くなれた気がする
強がってばかりいないで
たまには弱音吐いてもいいのかも

