日記第2803回
新年明けましておめでとうございます。
今年も「しぃちゃんとギコねこのブログ7」を
よろしくお願いします。
新年1発目の「近況と雑感」は
あまりめでたくない報告から。
2022年12月29日木曜日。
喪服を着て東京駅へ。
12月27日に祖母が亡くなりました。
去年の1月4日に
静岡県浜松市へお見舞いに行ったきりでした。
認知症になり、寝たきりになり、
コロナで面会もままならない中
唯一会えたのがちょうど1年前の1月4日。
正直顔合わせた時は
「もう長くないな」と思ってしまったけど、
そこから祖母は1年間頑張りました。
むしろ、祖母の世話をしに
俺の母親が浜松の実家に行って、
そのとき脳梗塞になって、倒れて、
浜松で入院して、退院して、
いま奇跡的に後遺症も何も無く
元気に暮らせているのは、そのとき
祖母が守ってくれたからなのかな？と
思っています。
もちろんその時そばにいてくれた
母の妹家族さんにも大感謝しております。
12月30日金曜日。
葬儀から火葬まで見届ける。
人生で2度目の
遺骨を箸で骨壷に入れる作業。
1度目は今から20年前に
祖父が亡くなった時、あれは大変だった。
浜松の祖父に
「大学受かったよ〜」って電話したのね。
実際はエスカレーターだったから
受かったのではないけれど、一応報告として。
「よかったな〜」みたいな
やりとりをした翌朝亡くなってしまって、
結局俺が最後に会話した人に。
それで、ウチの家族全員で浜松行って、
葬儀やらなんやら全部やって帰ったら
今度はこっちに空き巣入られてて。
不幸中の幸いで、
ウチの両親がお金全部持っていってたから
被害にあったのは
俺の500円貯金箱だけでした（実話）
それ以降ウチの家は
厳重な防犯対策してます。
それで、20年ぶりの遺骨対面。
箸で骨壷に骨を入れてくんやけど、
途中でスタッフさんがいれやすくするために
棒みたいなので骨を砕く作業あるよね。
あれインパクトあるよなぁ。
祖母には俺含めて
3人の孫がいるのだけれど、俺が1番
おばあちゃん子だった自負があります。
6年前、まだ寝たきりになる前の
会話もできるときに祖母の家へ行って
祖母と一緒の部屋で寝たもんね。
それだけに、
通夜で顔見たときはやっぱ泣いてしまった…
最後の1年は
ろくに食べ物も食べられなかった祖母。
母姉妹が棺桶に
祖母の好きだったアナゴ寿司を入れてました。
浜松だけどウナギではないんだね…。
ありがとう、おばあちゃん。
天国でおじいちゃんとゆっくり過ごして、
僕たちを見守っていて下さい。
