東京都内の水道水、放射性ヨウ素131 | 渡辺やよいの楽園

渡辺やよいの楽園

小説家であり漫画家の渡辺やよい。
小説とエッセイを書き、レディコミを描き、母であり、妻であり、社長でもある大忙しの著者の日常を描いた身辺雑記をお楽しみください。


結局地球は丸くて、水も空気も繋がっていて、どこに逃げても安全な場所があるのか。

私が子どもの頃は、日本が一番汚かった時代で、公害天国。放射能もカドニウムも水銀も今みたいな厳しい基準値もなく、垂れ流し。どんだけこの体内に蓄積されているかと思えば、私自身はもう水道水くらいがぶがぶ飲むので、子どもたちにその分安心なものを回して欲しい。乳児をかかえている大人以外は、水の買い占めなどしないで欲しいけれど、人間幾つになっても自分だけは生きたいという欲望は強く、そういう人たちになにを言ってもむだかもしれない。
ともあれ、今日もこの東京でしゅくしゅくと出来る事、生活を続け仕事をせっせとやるしかない。そうやって経済を少しでも回していくことも必要だ。