子ども、卒業、入学、みんなで暮らそう!ひつじ村 | 渡辺やよいの楽園

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小説家であり漫画家の渡辺やよい。
小説とエッセイを書き、レディコミを描き、母であり、妻であり、社長でもある大忙しの著者の日常を描いた身辺雑記をお楽しみください。

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 もうすぐ春だにゃー、とだんご。
 本文と写真は全く関係がない。

 知り合いのイラストレーターの森優子さんが ブログで書いてらしたが、子どもはお金がかかる。
「好きで生んだくせに文句言うな」とか「自分には子どもがいないから関係ねー」とか「自己責任」とか我関せずなコメントはさておいて、日本に住んでいる限りは将来的にはこうした子どもらの働きでお世話にならざるを得ないのではあるのだから、無関係ってことにはならない。

 我が家には子どもが二人いて、今回晴れて上の息子が小学校卒業、中学生とあいなる。
 で、公立中学に制服があるので、入学に向けてさっそく作りにいったのである。
 中学男子は伸び盛りということで、なるだけ大きめに作ってもらったのだが、その総額が6万円越えで、ちょっとびっくり。これにはカバン代とか上履き体育館履きなどの代金は含まれていない。
 入学においてある程度の出費は覚悟していたが、制服だけでこのお値段。
 うーん、今の日本って子どもにはお金がかかるのだな-

 そういえば、この間までの大学入試期間にも、明大が早大を抜いて受験生人数が多くなったとか言うニュースで、これは不景気で「記念入試」が減ったせいだとかいう。つまり合格しないかもしれないけど、この際だから早大も受けてみるか的な冷やかし入試?にかけるお金が節減されたということらしい。そこで私は初めて、大学入試の受験代金が平均私立大一般型では平均すると約3万5000円だということを知ったのだ。さらに遠方の大学を受験する場合には、交通費や宿泊費が必要になり、東京私大教連のまとめによると、首都圏の私立大学を受験する場合、受験料+交通費+宿泊費の平均は20万9500円、自宅通学者は17万4700円、自宅外通学者は24万200円だというのだ。それで全部不合格、ってこともありうるわけで!とてもとてもちょっとひやかしに早大受験、などと言ってられないご時世だったのだ。

 うおおー
 親になるってこんなに出費が必要だったのねー
 別にお金がもったいないうんぬんでなくて、それなりの覚悟はやはり必要だなぁ、と思う訳だ。

 んで、もう自分にかけるお金はめっきり減る訳だ。
 私など20年前のジーパンをまだはいてる。すげー、デニムすげー、保つ。すでにビンテージだわ。
 もう盛りもとうに過ぎた私などにお金をかけてもムダなだけなので、せいぜい未来を背負う子どもらにその分を回す事にしよう。


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 で、あくまで内容と写真は関係無し。
「猫は一生同じ服でいいから安上がりだにゃー」
 
 今回は、ちょっと生活ブログっぽい。
 私が「みんなで暮らそう!ひつじ村」のことばばかり載せているのも、お金のかからない遊びに徹しているせいなのだ、とほほな現実なのだ。