フトアゴヒゲトカゲのみかん、徐々に食が落ちて来てしまって、1日に少しの野菜とコオロギ2匹くらいしか食べない(宮沢賢治か) 冬場は食が落ちるとはいえ、幼体なので、このままではまずい。。。。と、思っているうちに一昨日は、なにも口にせず。
いつも亀がお世話になっている御茶ノ水の爬虫類専門病院に電話する。
予約制なので、取れた時間が六時半、本当は車で行きたかったのだが、娘の保育園のお迎えがあり、時間がぎりぎり、しかたなく電車で行くことにする。
帰宅ラッシュでトカゲの入っている袋をつぶされないかとひやひや。おまけに心配だからついて行くと言い張る娘付き!小さい娘が大人の間にはさまれて窒息しないかひやひや。
どうにか御茶ノ水に到着。
ここ数日、東京はぐっと寒くなった。
寒暖の差が激しい砂漠の生きもではあるが、やはり、夜間温度が低かったようだ。。
今のフトアゴヒゲトカゲは、国内繁殖で常にぬくぬくいい状態で育つので、野生のような丈夫さが希薄になってしまい、けっこうデリケートであるということだ。先生にいろいろ飼育のご指導もいただき、点滴栄養注射をしてもらう。
しばらく様子を見て下さいということ。
保温器にサーモスタットを付け、夜間電球を強力な物にかえ、夜間温度も25度以上に保つ。
これで食欲が戻ればいいのだが。
初めての赤ちゃんを育てた時の、あの手探りな心細い気持ちを思い出す。
猫たちは元気でのんき。