初心者の憂鬱 | 渡辺やよいの楽園

渡辺やよいの楽園

小説家であり漫画家の渡辺やよい。
小説とエッセイを書き、レディコミを描き、母であり、妻であり、社長でもある大忙しの著者の日常を描いた身辺雑記をお楽しみください。

みかん
 フトアゴヒゲトカゲは雑食性で、野菜も食べる。
 小松菜や人参が好物らしい。子どものころは肉食性が強いが、成体になると草食性に傾くという。
 トカゲに関しては初心者なので、「一日にコオロギを10匹程度食べる」と聞いているのに、5匹くらいしか食べないともう心配でおろおろしてしまう。ストレスで拒食症にでもなっているのか、具合が悪いんじゃないかとやきもきする。
 もともとが砂漠に住んでいる生き物なので、少しくらい食べなくても死にやしないとも思うのだが。爬虫類や両生類は、生命力の強い生き物ではあるのだが。
 昨日のNHKの「ダーウィンが来た!」では、半年ごとに砂漠と池に入れ替わる地帯で、半年砂の中で眠り、雨期になると活動する蛙や亀が出て来た。半年砂漠なのに、雨期で池になるとたくさんの魚が生息するのも驚きだ。半年後、乾期になると、池が干上がり、魚たちは死んでしまう。半年卵で雨期を待つという説もあるが、なぜ魚が発生するかはまだ解明されていないという。生命のしぶとさ、こんなところで適応している生物たち。

がん見

 みかんがかさかさ動くと、もかと虎は急いで見に行く。ガン見である。