イランがイスラエルに向け無人機やミサイルで攻撃を行った。

 パレスちなのハマスによるイスラエル攻撃に端を発し、反イスラエルのテロが広がり、その報復が報復を呼ぶ殺戮の連鎖が中東で行われている。

 アメリカは、親イスラエルの立場で支援をしてきたがそのコントロールも効き目が無く中東の先行きが全く見えてこない。

 

 そのアメリカは、侵略当初は「ロシアプーチンの横暴はゆるすな」「民主主義を守れ」などの号令のもとEUと足並みを揃え、日本を始め全世界にウクライナ支援を呼びかけ、ミサイルや砲弾、防空システムなどのウクライナ支援を協力に呼びかけてきたが、それが今は掛けた「梯子を外す」ような支援拒否の状態に陥っている。

 

 その結果、ロシアはその弱みにつけ込みミサイルを発電所やダムなどに打ち込みインフラの破壊を始め、更に住宅地など民間施設へも容赦ない攻撃をくりかえしており、防衛力の弱体化によりウクライナは大変危険な状況下にある。

 

 大統領選挙を控え民主党バイデン大統領は、老骨むち打ちウクライナ・中東、台湾中国への対応に当たってはいるが、共和党のトランプが「ウクライナはロシア占領地の放棄」とか「中国への無謀な圧力論」「移民阻止」など国民受けする政策を標榜し

特にウクライナへの支援に反対しており、これは国際信義に反している。

 

 戦争はゲームではなく、ウクライナでは毎日が「命のやり取り」をしている、日本も日米安全保障条約を結んではいるが、もし「中国の台湾・沖縄侵攻」や「北朝鮮ミ約束をサイル攻撃」があった時、アメリカ議会の動向に左右されるのかと思うと背筋が寒くなる思いだ。

 

 即決判断の専制独裁国家と「何も決まらないけ」「約束を反故する」ような民主主義国家で良いのか、ウクライナの困惑で考えてしまいました。