自民党の「政治資金パーティー」の裏金事件で自民党が混乱をしている。

 安倍派や二階派の重鎮が「離党勧告」や「党籍はく奪」の処分が下され、裏金500万以上の議員39名が厳重戒告、それ以下の議員はお咎めなしとの事だが、果たしてこの処分・対応で国民は納得するのだろうか、自民党内部からは不平や不満が出ているとのことですが、岸田総理はこれで一件落着と考えているのだろうか、すっきりしないのは私だけではないだろう。

 

 そもそも、国会議員にまつわる金権政治は今始まったことではなく、これまで金丸大先生の金塊秘匿事件を始め絶えず金にまつわる不祥事が与野党を問わずに続いており、それらのnewsにも慣れすぎて有権者もあきれ顔だ。

 

 しかし、 その国会議員を選んだのも有権者であり、言い換えればこのような国会議員や国会の権威をさげた一因は有権者にも有ると言わざるを得ません。

 

 今、政党の構図は、与党として自民党・公明党、野党として立憲民主・維新・国民社民・その他となっており、300名を超える自民党一強のなんでもありの政治環境にあります。そして、自民党はその上に胡坐をかき事の良し悪しが見えなくなり、それを正す野党には信頼や協調度合に欠け、この失態でも国民の支持率は上がらず、こんな状況が残念でなりません。

 

 しかしながら、こんなダメな議員や国会でも我が日本の優秀な官僚は、ダメな国会の論議を横目に、己の与えられた役割をしっかりと受け止め日本の存在と民主主義国政を推進しております、頑張ってね・・・

 

 私見であるが、今回の自民党派閥の見直しは、自民党の解体と新たな政治理念のもとに新保守的な新たな立党に繋がるのではと期待しております。

 国をダメにしたその一つに選挙制度があり、身の保全優先の小選挙区制度を中選挙区制度に戻し、ぬるま湯に浸りきった議員同士の切磋琢磨の緊張感と政治活動の精度を上げ、そして政党の目的意識の明確化と健全性を担保すべきと考えるが・・どうだろう・・・・・・・