2月11日は建国記念日、我が家でも玄関先に日の丸を掲揚し、一人静かに愛国の誠を捧げましたが、訪れた孫たちには「どうして日の丸を掲げているのか」そもそも

祝日に「国旗掲揚」をする意味やそのような習慣の学習が無いので不思議に感じているようだ。

 

 日本の歴史を辿ると、国の始まりを「神武天皇」が即位した日と定めており、それは「古事記」などに記されているそうで、それが明治維新直後の明治6年に「紀元節」として明治政府により定められました。

 

 その後、軍国主義の流れにより天皇の神格化を補完するものとして「紀元節」が軍人の精神修養や国民の愛国運動などに過大に活用され、終戦後は米軍のGHQの命令で「紀元節」は抹殺されたのですが、国民より復活の声が多く上がりました。

 

 そしてその声を受け、アメリカに遠慮しながら制定されたのが「建国記念日」でありますが、日本国民の受け入れ意識はどうでしょうか、国を始め地方行政や学校教育現場では、無関心をよそおい、メディアでも建国を祝うnewsなども無く、日本人としての個性がまた一つ失われて行くようで寂しい限りです。

 

 アメリカでは「独立記念日」が建国の日と定め一週間ほど祝の行事が各地で行われ、フランスでは「革命記念日」が定められ「パリ祭」として祝うそうです。

 また、中国では毛沢東が天安門広場で国家成立を宣言した日を「国慶節」として爆竹を鳴らし花火を上げ国を挙げて祝うそうです。

 

 世界が専制主義者の言動や行動で混乱の一途を辿っている今日、政治資金規正法違反を追求するのももっともだが、一方国民の団結と愛国の精神をもう少し養う事も

大事なような気がしておりますが、国会議員の先生方のご意見は・・・・