中国の覇権主義的な動きや北朝鮮の動向、イラン・サウジアラビアなど中東の混乱、トルコの民族主義への回帰、ロシアプーチンの独裁化、イギリスのEU離脱と経済問題、

ブラジル大統領の迷惑コロナ対応、中南米諸国の疲弊化、ミャンマー国軍の専横等々世界の政治・軍事・経済は刻刻と変化しており、取り分け外交は最重要課題である。

 その外交を受け持つ外務省と各国に配置された大使館や領事館は、それら国際社会の変化に対応した、その国の国情や外交施策、軍事力や国民感情、経済状態や隣国との摩擦などの調査や研究は必須と素人ながら考えている。

 しかし、日本の大使館の役割や活動などが国民には全く知らされておらず、大使館には専属の料理人を置き現地の方々をパーティーなどで日本食のおもてなしをするとか、旅先でパスポートを紛失した時や困った時の救済の業務とか、その国の福祉活動に協力しているとかなど平和で穏やかな事しか耳に入ってこず、緊張する国際摩擦の最前線での役目や成果などは一体どうなっているのでしょうか。

 ここ近年、韓国では政府が後押しをして民間団体がアメリカやドイツ、メキシコなどの目貫通りや日本大使館前に「従軍慰安婦」像を設置し日本のイメージを貶めたり、国際条約などの変更や自国有利の世論操作などのロビー活動も活発と聞いており、また中国大使館や大使館員は自国の利益が最優先で仕事をしているようで、ターゲットの機密や方針などの情報収集や動きを調査する日々と聞いております。

 一方日本大使館の大使は「閣下」と呼ばれる名誉ある職と位置づけされていると世間では言われておるようですが、外務省の大使館設置基準や役割、責任や外交特権の活用などはどうなっているのだろうか聞いてみたいです。 

 なにわともあれ、尖閣や台湾、南沙、西沙などを始め一触即発のこの現状を踏まえれば最前線に立っている意識を持って頑張って下さい、海保も自衛隊も国民もその活躍を期待しています。