無観客でのオリンピック開催が決定した。

 フランスやドイツを始めコロナの感染がぶり返してきており、更に変異コロナが世界各国に広がりつつあり、開催国の日本としては苦渋の決断と思われる。

 思い返してみると、今回の東京オリンピックは、決定直後より躓きや不都合が多かったと記憶しており、東京大会のエンブレム問題、国立競技場の設計者との変更や違約金問題、都知事選挙に絡む「豊洲移築」や競技場の県外開催では、小池都知事の独断場と化し、それを劇場化したメディアの報道による国民不在の混乱を呈しておりました。

 そして、オリンピック大臣や森元総理の失言(作られたような、落とし穴にハマったような)で、世界の(著名人の怒りの報道が連日なされたが・・・・)ヒンシュクを浴び、世界に向けて頭を下げる醜態をさらし国家利益を大きく損ないました。

 そもそも、このような状況下でのオリンピック開催の意義はあるのでしょうか、近所の方に「聖火リレー」の事を聞いても無関心、行政関係の皆様の感じている、思っているオリンピック開催に向けての国民市民の温度差があり過ぎるのではないでしょうか。

 アスリートからも多様な意見や要望が出ており、「この日に向けて寝食を忘れるよ努力をして来たのに」の言葉も耳にし、それも理解するところですが・・・・・・・・・・・・

 この辺で、これまでのオリンピックの開催に向けての関係予算(国・東京都・その他)

とアスリートへの補助金等詳細も含めた決算の中間報告をすべきではないでしょうか。

 今、国民の約75%がオリンピック中止を求めているという調査結果も出ております。

 もし開催するなら、更に経費の削減とこれまでの経過を含めしっかりとした中間の説明責任を国民に果たすべきと思います。

 ちなみに、国の債務は1000兆円、県は2兆1000億円、水戸市の債務は2400億円が令和年度末の借金総額で、今日水戸市で誕生した赤ちゃんは約960万円の借金を背負って生まれてきます、この現実をもっとよく考えてみましょう。