ボーカルのいないイントスバンドで、ツインドラムとバイオリンがいる。というのが編成上の特徴。
音楽において、宇宙を感じる、という形容はかなり使い古されているが、楽曲の雰囲気は宇宙を感じるとしか言いようがない。宇宙行ったことないけど。強い浮遊感と、ベタなラインを意図的に外したようなメロディは、とても広い空間を感じさせながら、気づくと自分の心のなかを見つめている。
ちなみにビート感が強く、かつ内向的な音楽というのはかなり貴重だ。そのあたりは初期のエイフェックスツインと通じるものもある。夜中にひとりで高速に乗っている感じをいつでも体験できることは、日々の生活を相当豊かにすると思う。
ギターはボアダムスにいたことでも有名な山本精一、バイオリンはスーパーカーとのコラボなどで有名な勝井祐二と、個々のメンバーも他の活動で有名。もしかするとビートルズとかのコピーをするために週末集まる商店街のおっさんのノリでやっているバンドなのかも知れない。