私にとって初のオペラ作品「禅〜ZEN〜」ですが、1月23日の金沢歌劇座での初演に続き、昨日2月6日の高崎芸術劇場での公演も無事終了しました。

 

正味2時間強の長さ全編に渡って音楽が鳴り続けるオペラ作品ですから様々な仕事の合間を縫いつつ1年以上の時間をかけて作曲したわけですが、それを上演するとなると、さらに演出、美術、照明、衣装等の準備そして出演者の方々の稽古など様々な分野で多くの方々が本番に向けて時間をかけて準備をして行くことになります。正に総合芸術と言えます。

 

キャストの方々の稽古も東京にて昨年の9月から1月まで毎月5日ほど行われ、そういった長きに渡る積み重ねを経ての2公演だった訳で、本当に多くの方々が関わって作り上げた本作がこのコロナ禍の中で無事上演できた事に感謝の思いで一杯です。

 

今年の4月から音楽家生活50周年目に入りますが、その記念すべき年に初オペラ作品を世の中に披露する事が出来た事を嬉しく有り難く思います。

 

出演者の方々そして全てのスタッフの方々に深く感謝致します。

 

こちらは、金沢公演での終演時のステージ上での1枚。

今回の出演者の方々は歌唱の実力そして人柄も素晴らしく最高でした!

前列左から三人目は、金沢公演での女中くみと娼婦の二役の石川公美さん。

三列目の一番右の方は、副指揮者の大浦智弘さん。

 

主役の鈴木大拙役の伊藤達人さん(右)と西田幾多郎役の今井俊輔さん(左)。

 

ビアトリス役のコロンえりかさん(左)とエマ役の鳥木弥生さん。

 

乃木希典役の原田勇雅さん。

 

釈宗演役の高橋洋介さん。

 

マッカーサー役の森雅史さん。

 

指揮者の鈴木恵里奈さん。

 

オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートマスターの松井直さん。

 

オーケストラ・アンサンブル金沢の皆さん。今回も素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。感謝!!

 

台本を担当された松田章一さんと金沢歌劇座にて。

さだまさしさんが美しいスタンド花を送って下さいました!

 

シンプルでありながら深淵で美しく想像を超えたアイディアに満ち溢れる演出をされた三浦安浩さん。

 

本作のプロデューサーの山田正幸さん。

NHK大河ドラマ「利家とまつ」以来20年のお付き合いです。本作では山田さんのアイディアが多分に生かされています。高崎芸術劇場にて。

 

金沢公演では、開場時に加賀友禅大使の方々がお客様をお出迎えして下さいました。

オペラ「禅〜ZEN〜」を応援して下さっている石川県議会議員の太郎田まりさんと。

 

金沢公演に続き高崎公演にも盟友のさだまさしさんから何とも豪華なスタンド花を贈っていただきました。

感謝ばかりです。

 

こちらは、高崎公演終了時の1枚。

右から二人目が将校C役の藤本慶さん。

右から三人目が高崎公演での娼婦役の黒崎朋子さん。

右から六人目が将校A役の野村京右さん。

左から五人目が高崎公演でのくみ役の鈴木麻里子さん。

 

キャストの皆様、演奏者の皆様、金沢オペラ合唱団、高崎オペラ合唱団の皆様、ダンサーの方々、カヴァーの方々、台本翻訳の家田淳さん、全ての関係スタッフの方々に重ねて心から感謝します。

 

ご来場の皆様、有難うございました!