昨日は、神戸国際会館こくさいホールにて表題のコンサートが行われました。

このコンサート、コロナ禍のため2回の延期を経て当初の予定から1年4ヶ月ぶりにようやく実現したので本当に嬉しく思いました。

東京では、また非常事態宣言が発令されましたが、関西圏では、この時期そのような事にならず有り難かったです。

 

岩崎宏美さんとオーケストラのコンサートは、何回かご一緒したことがありますが、昨日も実に感動的な歌声を聴かせていただきました。

宏美さんは2年前に還暦を迎えたとの事ですが、衰えを知らないハリのある美しく歌唱力にあふれた歌声に感心させられます。

宏美さんとオーケストラの共演は、バンド編成で聴く世界観とまた違った大きな魅力に溢れています。第2部最後の「聖女たちのララバイ」を彼女が歌い終わった後、最前列の年配のご婦人が眼鏡を外されてハンカチで涙を拭っている姿を目にしましたが、お越しいただいた聴衆の皆様に大きな感動を味わっていただけたようで共演者としてとても嬉しく思いました。

 

大阪交響楽団の皆様とは、さだまさしさんとのコンサートでご一緒して以来7年ぶりの共演。

今回もフルオーケストラならではのダイナミズム溢れるゴージャスでハートフルな演奏を奏でて下さいました。

 

宏美さんのレパートリー以外にも私の編曲による「シェルブールの雨傘」、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」、「ムーン・リバー」そしてオープニングとして私が作曲した「Wellcome to Happy Time」をオーケストラのみで演奏しました。

 

コンサートマスターの林七奈さんとも7年ぶりという事になります。月日の経つのは早いなと感じました。

 

こちらは、コンサートの前日のリハーサル時のものですが、この日誕生日であったピアニストの上杉洋史さんのためにサプライズの「Happy Birthday」をオーケストラ演奏した直後の記念の1枚です。

 

 

アンコールの後、客席からの撮影会もあって終演。

とても楽しく感動的なコンサートでした。