お陰様で29日に大盛況のうちに終了しましたThe Brand-New Concertの写真が届きましたので、ご紹介します。
第一部は、TOMITA TUNESと題して冨田勲先生の名作を演奏しながら冨田先生の偉業について語りました。
1曲目は、ジャングル大帝。
スクリーンにはアニメの映像が映し出されました
2曲目は源氏物語交響絵巻から2曲。
途中、生前の冨田先生の電子楽器への想いを語る映像等をはさみながら進行して行きました。
第一部最後の楽曲は、ホルストの『惑星』より「火星」。
フルオーケストラを使用しながら随所に冨田先生の「火星」からのアイディアをちりばめた新たな「火星」を披露しました
冨田先生の「火星」で使用された特徴のある音色を再現した篠田元一さん。
「火星」の壮大で緊張感溢れる演奏を終え、第一部最後の挨拶のシーン。
そして休憩をはさんで、第二部は、篠田元一さんの作品「Song for KAKEHASHI」の演奏からスタート。
自作をオーケストラ用に編曲しピアノソロを演奏する篠田さん。
篠田さんは、演奏を終え、この作品は、本コンサート主催の「かけはし芸術文化振興財団」の設立者でもある梯郁太郎さんがMIDIと呼ばれる電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格を発明し普及させた功績によりグラミー賞のテクニカルアワード賞を日本人初として受賞された事へのお祝いの曲である事を語りました。
梯さんは、このMIDIと呼ばれる規格が世界に広く普及する事への意味を重要視し特許を取らなかった事等、素晴らしい業績が語られました。
そして、この後はTHE LEGEND'S WORKSと題して4人の作曲家がデジタル楽器とオーケストラの融合というテーマに相応しい自作曲を演奏して行きました。
トップバッターは、巨匠中の巨匠、服部克久先生
お話の後、「自由の大地 変奏曲」を演奏。
服部先生の後は、私のコーナー。
ゲーム音楽の「Chase The Express」とアニメ「宇宙兄弟」からの楽曲を演奏しました。
今回は、リズムセクションのメンバーも素晴らしく、非常に気持ち良く演奏出来ました
今回の音楽プロデューサーの篠田元一さんを始め4人の凄腕キーボーディストが集結
ホルストの「火星」を始め、全ての作品において音色作りも含めて最高の演奏を聴かせてくれました
篠田さんの左隣りが、岩城直也さん、その後ろが大迫杏子さん、その隣が扇谷研人さん
そしてドラムスは、渡嘉敷祐一さん。
エレキギターは、ぎりぎり写っていなくて残念ですが、古川望さん。
私の次の作曲家は、千住明さん。
千住さんは、先日放送されたばかりのTBS系テレビドラマ『LEADERS』〜「Main Theme」、「Brilliant Phantom」、「PRIDE(ものづくり日本の奇跡〜メインテーマ)」の3曲を演奏。
千住さんの後は、川井憲次さんの登場。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」、『機動警察パトレイバー劇場版』〜「朝陽の中へ」、映画『Avalon』〜「Log In」の3曲を演奏。
川井さんは、キーボードやエレキギターを演奏
指揮は、私が担当しました。
川井さんは、本コンサートの取り。
全曲終了し、オーケストラジャパンのコンサートマスター青木高志さんと握手
オーケストラの皆さん、熱演でした
出演者が再び登場しカーテンコール。
右から二人目の方は、パーカッショニストの梯郁夫さん。
今回は、電子打楽器のaFrameを中心に素晴らしい演奏を聴かせてくれました
私と共に素晴らしい司会をして下さった加羽沢美濃さん
コンサートにお越しいただいた皆様、有り難うございました
オフィシャルカメラマン:平林亜美さん
一部撮影:浅見恵一さん