岩城先生の生前の功績を振り返る内容のコンサートでしたが、クラシックの指揮者として活躍されたというだけでなく、最先端の現代音楽を大切にしながら一方で歌謡曲も含めたポップス系のコンサートの指揮までされるという幅の広い音楽性と興味、人脈の広さを感じさせられる内容のプログラムでした

指揮者だけでも、オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督の井上道義さんを始め、外山雄三さん、山田和樹さん、天沼裕子さんと豪華

ゲストトークの作曲家も司会も担当した池辺晋一郎さん、三枝成彰さん、一柳 慧さん、西村 朗さんという具合に、日本を代表する音楽家が勢揃いでした。

司会の壇ふみさんと池辺さんは、N響アワー時代が懐かしくなるゴールデンコンビきらきらキラキラ2

プログラムの方は、岩城先生の奥様でもあるピアニストの木村かをりさんの超絶的な演奏による一柳さんの現代音楽ばりばりのピアノ協奏曲もあれば、ペギー葉山さんの歌唱による『学生時代』もありという普通あり得ないジャンルの幅の広さ

私は、岩城先生との思い出を語った後、先生との出会いのきっかけになったNHK大河ドラマ『利家とまつ』のメインテーマ『颯流』の指揮をしました指揮音符
なんと、ジュディ・オングさんの『魅せられて』では急遽ピアノも弾く事になりました

岩城先生もきっとコンサート会場へいらっしゃって、ニコニコしながらこのコンサートを楽しまれていたのでは?と感じさせられるスペシャルなコンサートでしたキラキラ



リハーサルの時の様子。




終演後に井上道義さん、山田和樹さんと共に。

コンサート会場の、東京オペラシティ大ホール楽屋にて。