昨日は、夜のコンサートまで時間があったので、円山動物園へ行こうと思い、タクシーに乗って目的地を告げたところ、それを聞いた運転手さんが、動物園なら他にも面白いところがあると言って教えてくれた『ノースサファリサッポロ』へ目的地を変更して行って来ました。
ここは、民間で経営している動物園でこじんまりとしていますが、珍しい動物を真近で観て、動物によっては触ることも出来るというのが魅力でした。




この写真のナマケモノやペンギン、エミュー、ワラビー、マーラー、キタキツネなどのような動物にも実際に触れる事が出来るのです!
ナマケモノの背中の感触は、硬かったです。
ペンギンは、体温が高くムチムチした感触でした。




モモイロペリカンの夫婦と記念撮影。
撮影中、私の手をかじっているのですが、いたくはありませんでした。




15種類もいるフクロウたちもかわいかったです。
1匹だけ触れる事が出来るメンフクロウがいましたが、背中の羽はとても柔らかかったです。


そして夜になり、コンサート会場の札幌コンサートホールKitaraへ向かいました。
2000名強収容のホールですがほぼ満員の状態の中コンサートはスタートしました。

1部は、江原さんのご挨拶とお話があってその後に「いのちの詩」でした。
自分が作曲者であることを忘れて聞き入りましたが、江原さんの歌唱は、金沢での初演の時と比べてさらに磨きがかかり、大友直人さんの指揮による札幌交響楽団と共に美しくダイナミックで心深くを大きく震わせるエネルギーを感じさせながら素晴らしい音楽を作りあげ、感動させられました。

この作品は、自分が作曲している手前言いにくいですが、本当に日本全国の多くの方々に聴いていただきたい素晴らしい内容を持った作品だと改めて感じました。
東京でも演奏会が実現して欲しいと心から思いました。

2部は、ソプラノの佐藤美枝子さんも加わり様々な作曲家の「アヴェ・マリア」が演奏されましたが、さすがに佐藤さんの歌唱は素晴らしく、ヴェルディの「アヴェ・マリア」など、音楽の女神が乗り移ったかのような歌声に魅了されました。

そして、そのまま第3部へと続きましたが、最後のオペラ「椿姫」よりの2重唱は、オペラ的な演劇性も加味された観る楽しみも大きく加わり、とても聴き応えのある演奏でした。

江原さんの歌唱は、毎回聴く度に進化をとげており、「スピリチュアル・カウンセラーとしての公演や執筆活動で忙しく過ごされている合間を縫って、歌のレッスンに通い、常に音楽の勉強を怠らないその努力がいかに大変なものであるか」と、そんなことが同時に頭に浮かび、そういう意味でも感心させられました。

終演後は、江原さん、佐藤さん、大友さん、そしてこのコンサートを主催したメイ・コーポレーションの代表でもある作曲家の三枝成彰さんとスタッフの方々と共に江原さんからのご招待で、きんきのしゃぶしゃぶを味わえる名店へ行き、遅くまで楽しい時を過ごしました。