本日は、NHKホールにさだまさしさんのコンサートを聴きに行って来ました。
さださんとは、プライベートではよく会っていますが、コンサートは、久しぶりです。

今回は、珍しく1部、2部構成でのステージで、春の歌に始まり冬の歌で終わるという構成の中、無駄のない冴えわたったトークも相俟って、観客をぐいぐいと自分の世界に引き込んで行くいつもながらの素晴らしい内容のステージでした。

以前ブログに書いた、平山さんの奥さんのための精霊流しを行った時の話題の中で私の事もトークネタになっていて笑いましたが、笑わせながらも彼の想いや考え方が、自然に私たちの心に染みてきて、とても感銘を受けます。彼の人間性の高さ、心の豊かさが溢れているのです。

「鉢植えの子供」という曲の前のトークは、日ごろ私が考えている事とまったく同じ内容で、特に嬉しく思いました。

「子供たちのいじめや自殺の問題は、親に原因がある。子供の心を受け止めてあげよう。まず、大人の社会の中でのいじめをなくさなければならない。陰口をたたくのは、絶対にやめよう。本人のいないところでその人の悪口を言う事を我々大人がやめなければだめ。子供が良い子ぶらないで本当の自分をさらけ出す事の出来る相手としての親でいよう。」など、言い回しは違いますが、さださんの想いがたくさん語られました。

終演後、楽屋を訪ねると、バンドメンバーの宅間久善さんから出版されたばかりの彼の著作の「「俺のマリンバ聴いてみてくれない?」を進呈されました。さださんがソロデビューした当時からのバンドメンバーでもある彼が、自分自身と音楽の事、さださんとの事、音楽家である息子たちとの事などを綴った内容で、読むのがとても楽しみです。さださんファンの方は、是非購入してくださいね。



終演後にさださんと共に。NHKホールの楽屋ロビーにて。



楽屋ロビーでお会いした「September」のメンバーのお二人とさださんと共に。

12月13日に「25時の沙羅」というシングルをさださんと同じレコード会社のフォアレコードから発売するそうです。宣伝文からの抜粋を書きます。

アンドレギャニオン(作曲)×小椋佳(作詞)×September 奇跡のコラボレーションによる珠玉の作品が遂に完成!

しかもカップリングはメロディーメーカー来生たかおによる書き下ろし。話題必至のシングルです。