映画「サトラレ」や「UDON」でご一緒した映画監督の本広克行さんが演出を手がけた演劇「FABRICA[12,0,1]」を観ました。

FABRICAとは、ラテン語で工場、製造所という意味で、プログラムによれば、「ジャンルを超えた表現プロジェクトのレーベル名。現在は、演劇のタイトルとして使用。人と人との関係性が生み出す化学反応を描く<実験室>。新しい才能の出会いの場としての<実験室>といった意味が込められている。」とあります。

今年の1月に見損なった「FABRICA[10.0.1]」から話は、つながっている様なのですが、前回の出演者は3人のみで、新たに8人加わり前回とは別のテーマで話が進行しているようです。

くどくどと書いてきましたが、とにかく観終わった感想としては、「面白い!」の一言でした。実験的と言ってもストーリーはごく日常の出来事でユーモアもあり、決して難解なのではなく、話の展開と演出に対する新たな挑戦を試みているという意味であり、さすがに本広さんの演出だけあって最初から最後まで隙間なく集中力が持続する面白さがあります。

まだ14日までやっていますので行かれてみてはいかがでしょうか?
場所は、新宿のTHEATER TOPS(℡03-3350-9696)です。

ホームページのアドレスは、
http://fabrica.playxmovie.com/index2.html
です。