本日は、午後から日本作編曲家協会の理事会があり、理事会終了後は、さだまさしさんのファンクラブ向けのコンサートの「まさしんぐWORLDコンサート」の最終日に行ってきました。
場所は、NHKホール。

開演は、18時からでしたが、17時15分頃には会場を待ちわびるファンの方々の長い列が出来ており、さださんへの熱い想いが伝わってきます。

第1部は、さださんの妹さんの佐田玲子さんにつづいて、チキンガーリックステーキ(通称チキガリ)のステージでした。

私が、チキガリのために編曲した「モノクローム」も、照明なども含め良い感じでかっこ良く決まっていました。

そして休憩を挟み、第2部は、ゲストを迎えてのトークコーナー「まさしの部屋」(「徹子の部屋」のさださん版)からスタートしましたが、今回のゲストは、なんと俳優の大沢たかおさんでした!
先日、さださんに会った時には、別の方の名前を聞いていて、てっきりその方が出てくるとばかり思っていたので、私自身も驚かされました。

私は、映画「解夏」の音楽を担当した時に大沢さんにお会いしていますが、映画に対する想いの深い方で、今日の二人のトークの中でも「小説が原作の場合、読者がそれぞれイメージするその小説の中の登場人物のイメージを自分は壊していないだろうかという事を、いつも真剣に考えながら役作りをしている。」というような内容の大沢さんの話がとても印象深く残りました。

そして、最後のコーナーは、もちろんさださんの音楽と続く訳ですが、今回は、70年代すなわちさださんの初期の頃の楽曲を中心としたプログラムでした。

その当時は、私もさださんのステージでキーボードを弾いていたので、どの曲も自分がかつて演奏した曲ばかりで懐かしく感慨深い想いを抱きながらも、その楽曲たちのクオリティーの高さを今一度かみしめ、若かりし頃のさださんの類い稀なる才能に改めて感じ入りました。




コンサート終了後に、さだまさしさんとさださんの弟で「さだ企画」の社長の佐田繁理さんと共に。