昨日は、「筆子・その愛」という映画の音楽打ち合わせがありました。

知的障害のある娘を持ちながら、女子教育、障害児教育と福祉に一生を捧げた石井筆子さんという実在の人物を描いた作品です。監督は、山田火砂子さん。

ご自身も重度知的障害者の母であり、その母としての想いからもこの映画制作に賭ける情熱は、並大抵のものではありません。低予算の映画であるにもかかわらず、監督の人柄、志、情熱に惹かれて一流の俳優人、スタッフが結集しての制作となりました。

主演は、常盤貴子さん。他にも加藤剛さん、市川笑也さん、渡辺梓さん、小倉一郎さん、和泉ちぬさん他、たくさんの俳優さんたちが監督の思いに惹かれて出演されています。市原悦子さんもナレーターとして参加しています。

また、障害を持つ子供たちが子役として出演しているのもこの映画の見所です。彼らの演技は、自然でかわいくて、とても素晴らしく驚かされます。監督の想いに応えるため私も今日から全力でこの作品に取り組みます。



打ち合わせの後、山田火砂子監督と共に。