お正月に2~3日のんびりしてしまったためか、仕事がスケジュール的に非常に苦しい状態になってしまいました。

なんだかいつも追いかけられているようですが、この不況の世の中、仕事をさせていただける事に感謝の気持ちを忘れずに、最大限の力を発揮して取り組んでいかなければと思います。
世界の中で日本ほど平和で恵まれた国はないのですから、感謝、感謝です!

昨日、遅めの夕食を取りながらつけていたテレビで男と女の脳の違いについてやっていました。

途中を少し見ただけで情報が足りませんが、そこだけでも面白い内容なのでお知らせします。

恋愛状態にある男女の脳を調べた所、どちらも脳の中の相手を批判する部分が普段よりも機能しなくなっていることが判ったそうです。恋は盲目と言いますが、これは生理学的にも本当のようです。

そのことによって二人の仲はとても親密になっていくわけですが、この状態は、およそ3年ほどしか続かないということも判っているそうです。

そしてその理由としては、原始の時代から人間の生活では、子供を産み育てることがとても大きい課題であり、そのためには、特にまだ野蛮な生活をしている環境では、男が育児に参加して外敵から子供を護るためにも、子供が自分で自由に動けるようになる3歳ほどに成長するまでの期間は、男女の仲が良好になるようにプログラムされていたのでは?という仮説をたてていました。

3年経った後は、原始的な時代では、男は新たな女を求めていくことで、子孫繁栄に繋がっていったのではないかということでしたが、はたしてどうでしょうか?

その後、番組では、現代における夫婦生活において、恋愛後3年ほどしてこの恋の状態からさめてしまった後、二人の関係をうまくやっていくためには、どうするべきかについて、アメリカの心理学の博士がアドバイスをしていました。

この博士は、たくさんの夫婦の会話を映像に記録して、離婚してしまう夫婦にある共通性を見つけたと言います。

それは、相手に不満を抱いている時の言葉の使い方でした。

番組で示された例では、クレジットカードで買い物をし過ぎてしまう妻に対して夫は、いきなり批判的に「君が僕に何も言わずにクレジットで買い物をしすぎるから、月末になるとその支払い明細を見て本当に不安になるよ。」というような感じできりだします。

博士は、これは、典型的な離婚へむかう会話のパターンだと言います。

このように最初から批判的にいわれた妻は、ひたすら自分の行いを正当化する会話に集中して行き、論理性を失って行き、その論理的でない妻の言葉に嫌気を刺した夫は、話にならないという感じで会話を中断してしまうのです。

博士は、相手に不満がある場合でも、相手に対して批判的、攻撃的態度をとらないで、この場合では、「クレジットの支払いが月末にいきなりくると不安になってしまうんだよ。」という程度のきりだしに留めて、できるだけ相手を批判する態度をそこに含めないようにするのが、夫婦仲を円満にして行く会話術だと言います。

結局は、相手に対しての思いやりの心をどれだけ持ち続けられるかということでしょうか。

生理学的に恋の状態から覚めれば、脳の中の批判中枢がもとに戻り、そこで初めて相手の欠点に気付いて行く訳ですから、どの夫婦も多かれ少なかれ同じような体験をしていくわけですが、幸せな関係を築いていくためには、意識的にでも優しさと思いやりの心を持つ事を心がけることが大切だという事が、短い視聴でしたが強く心に刻まれました。